ラリー・ウィリアムズが58年に発表したシングル曲。B面には、これもビートルズがカヴァーした「スロウ・ダウン」が入ってます。ビートルズがラリー・ウィリアムズの曲をオフィシャルでカヴァーしたのは(後で取り上げますが「バッド・ボーイ」)を含めて計3曲で、これは、カール・パーキンスと同じく最多でありました。それ程ジョンはラリー・ウィリアムズが大好きで、この曲も、キャヴァーン時代(60年~62年)にやっていたロックンロール。また、65年の全米ツアーやBBCラジオのセッションでも取り上げてます(「ライヴ!!アット・ザ・BBC」収録)。ジョンは解散寸前に、トロントでのコンサートでも、プラスティック・オノ・バンド(メンバーがまた凄かった)を率いてこの曲を演奏しました。ライヴでは、さぞ盛り上がったでしょうね。
でも、このアルバムには合いませんね。ビートルズは、最早キャヴァーン時代の粗野なロック・バンドとか、単なるアイドルグループじゃない、アーティスト集団になりつつありました。だから、往年のロックンロールがこうしてアルバムに入ると、ひどく違和感を感じます。ジョンのシャウトが、せめてもの救いというか、それにしてもジョージは良くないですね。ギター・リフは単調だし、おまけに失敗を繰り返してる、へたにギターをダブルトラックにしない方が良かったかも....
ジョージ・マーティンはよくこれで「OK」を出しましたね。少なくとも、このアルバムには入れないほうが良かったのでは、演奏も良くないし、録音にも感心しません。もっと丁寧につくり込みをやって欲しかったです。この曲だけが不完全なままに収録されたという感じがしました。
では、オリジナルとビートルズ・ヴァージョン続けてどうぞ•*¨*•.¸¸♪✧•*¨*•.¸¸♪•*¨*•.¸¸♬︎
オマケ ライヴです、こっちの方がカッコイイ😍
それでは和訳したいと思います😊
Dizzy Miss Lizzy 歌詞和訳
クラクラさせられちゃうよ リジー
お前のロックンロールにはね
目眩がしちゃうんだ リジー
お前といるとさ
なあ リジー
年取る前に俺を愛してくれよ
さあ俺を熱くさせてくれよ
お前のちっちゃな手を握らせてくれよ
俺に目眩をおこさせるのさ リジー
ああお前は素敵なんだ
お前が揺れ動くだけで
俺のものにしたくなるんだ
クラクラさせられちゃうよ リジー
俺の名前を呼ばれるとね
ああ ベイビー
俺をおかしくさせちゃうんだ
さあ こっちに来てくれよベイビー
お前の恋人になりたいんだ
ひとっ走りしてお前のママにいうよ
お前を俺の花嫁にしたいってな
ひとっ走りしてお前の兄貴に言ってくるよ
ベイビー俺達は逃げも隠れもしないって
お前が俺をクラクラさせやがるから
お前と結婚したくなっちまったよ
さあ俺を熱くさせてくれよ
お前のちっちゃな手を握らせてくれ
俺に目眩をおこさせるのさ リジー
ああお前は素敵なんだ
お前が揺れ動くだけで
ああお前が俺のものだったらいいのに
以上です。oOo。.:♥:.。oOo。.:♥:.。oOo。.:♥
それではまた((🙋