9月8日、日曜日。
残暑、と言うより、まだまだ真夏の暑さの中、久々の名古屋へ。
今日の目的は…
名古屋公演 2日目
Niterra日本特殊陶業市民会館ビレッジホール
上田くんは、佐々木さん演じる皇帝フェデリコの息子、ハインリヒの役です。
実在した歴史上の人物の話ですが、事前のお勉強はほとんど無しで、ぶっつけ本番で観劇です
理解できるか、ちょっと不安ですが…
今回の席は、1階、下手、真ん中よりチョイ後ろ。
でも、事前情報で、意外とラッキーな席である事がわかって、ちょっと楽しみ(*´艸`*)
オペラグラス、忘れちゃったけど、何とか裸眼で見えそうで良かった。
席に着いて、やっと汗が引き、いよいよ開演時間です。
暗闇の中…
フェデリコの死後の世界からスタートです。
無数の戒めに縛られたフェデリコの告白とは…
中世、キリスト教とイスラム教の宗教戦争真っ只中、聖地エルサレムを巡り、敵対する、神聖ローマ皇帝フェデリコとイスラム王カーミル。
バチカンの教皇グレゴリウスはフェデリコに十字軍を率いてイスラムからエルサレムを奪還するよう要請しますが、あろうことか、フェデリコは、カーミルと友好関係を結んでしまいます。
激昂するグレゴリウス(演じる六角精児さん、ホント憎たらしくて、ハマり役)
バチカンに忠実なフェデリコの息子ハインリヒは、そんな父を理解できず、ついには反逆を企てて…
あらゆる事にめちゃくちゃスキルが高く、それ故に理由があっての行動が、常人には全く理解されず、狂人扱いされてしまうフェデリコを、破天荒だけど魅力的に佐々木蔵之介さんが演じます。
そんな父に振り回され、教皇との板挟みになり、追い詰められ、ついには刃を向けてしまう、悲劇の王子ハインリヒを上田くんが演じます。
真面目で純粋で直情的、だけど心の奥底ではお父さん大好きなんだな~
反発していても、結局はお父さんを助けるために命をかけてしまう…
不器用で、愛おしいプリンス、上田くん、まさにハマり役
KAT−TUNのLIVEではお馴染みのマントさばきも、たっぷり見られて幸せ
お父さんを救うための、魂心のラップ?にも感動
上田くんファンにはたまらない演出です。
そして、なんと、すぐそばの扉から、上田くんが登場し、目の前の通路を通って舞台の上へ
しかも2回も
秒で走り去って行きましたが、私の前の席の方は「風を感じた」
と言ってました🌀🌀🌀
あ、蔵之介さんも通りました〜
クライマックスでは、上田くんの演技に引き込まれて、本当に泣けました…
ホントつらいよ〜
これは、中世のお話だけど、マジ、今現在でも同じ争いを繰り返している人間の愚かさよ…
ホント宗教ってなんだろう。
信じる者は救われるんじゃないのか?
などと、感慨にふけり、久々のナマの上田くんを堪能し、会場を後にしました。
これから大阪、福岡と続く地方公演。
無事に千穐楽を迎えられますように、お祈りしております✨
うっとりです(*˘︶˘*).。*♡