こんにちは。

 

自分の情熱がなぜか周囲に伝わらず

空回りしているひとり社長やクリエイターの味方、

なべまきです。

 

 

セールスコピーライターとして活動してきたので

「売れる」「数字を出す」をずっと考えてきました。

 

もちろん、これからもずっと考えるのでしょうが、

「売れる」「数字を出す」ために必要なのは

 

 

情熱指数

 

 

なのではないかなと感じ続けてもいました。

 

情熱指数と言っても

数値化できないのがもどかしいのですが…

 

 

情熱は行動を促します。

よくあるアレです。

 

 

「お金じゃない、名誉でもない、

でも、なんだか動かずにいられないんだよ!」

 

 

っていう、あの衝動です。

こんなのもあります。

 

 

「俺がやらなきゃ、誰がやるんだよ!」

 

 

この衝動も情熱です。

 

 

そうとはいっても、

情熱って意図して持てるものではありません。

やっぱり、自分を振り返る必要があります。

 

 

小さなころの不平不満が出所だったり、

悔しい思いかもしれないし、

こんな自分でもできた!という感動を

可能性のある沢山の人に伝えたいという

使命感にも似た気持ちかもしれません。

 

 

私は昨日、

ある経営者さんに会いに行って

お話を聞いてきました。

 

 

その経営者さんは農業経営です。

エディブルフラワーと言って

今料理界で注目されてる

食用花の栽培をしています。

 

 

私のクライアントさんが

こちらのお花を料理教室で使っており、

ご縁を頂いてローチョコクリエイターの妹と

伺いました。

 

農園内で試食もさせて頂きながら

純粋に楽しむつもりが…

仕事の癖でついつい取材体制になってしまい…(笑)

 

人口密度×飲食店数の多い関東圏をメインに

卸しているのか?と聞いてみたりしてる中で、

社長の「情熱」に辿り着きました。

 

スタッフさんの手によって、

まるでブーケのように敷き詰められていく花。

 

 

『卸しだからパックすればいいだけなんだけど、

本当にお客さんに届くときのことを考えるとね…』

 

 

本当のお客さんは食べてくれる人。

 

食材を華に変えるのも、

食材に花を添えてくれる人も「料理人」。

 

 

『花が届いて、箱を開けた瞬間、

料理人のモチベーションが上がるように届けたいよね』

 

 

料理人もクリエイター。

想像力が創造となってお皿を彩るお仕事の人。

その料理人がこの花をどう使いたくなるか?

 

 

自分が育てている花の最終地点を

誰よりもリアルにイメージして花を届けているんです。

 

 

ただ、「育てればいい、売ればいい」ではないんです。

 

 

花がお皿にならんで感動するお客さんの顔まで

この社長は想像しているんだなと…感動しました。

(きっとこのお花が並んだお料理を食べた人は

食後、とても幸福感を感じて時間を過ごすでしょう)

 

 

出荷する箱には花だけじゃなく、

社長の情熱も籠っているんです。

見学を終え、お休みだったはずのカフェで

農園でとれたハーブだけで淹れたお茶を頂きました。

 

 

社長の活動や将来の展望は

ご自分の農園だけでなく、

新しい農業のスタイル、

IターンUターンの方たちが

いずれ就業できる農業まで広がっていました。

 

 

『時給でなんか換算したら農業なんてやってられない』

『でも、食べる人たちがいる。必要(な仕事)なんだよ』

 

 

強い使命感と、情熱。

ビニールハウス内の素晴らしい工夫も、

新しい事業への挑戦も「情熱」

 

 

新潟に住んでいるので

沢山の農家さんがいることも知っています。

 

自分でもパクチー畑を昨年から始めてるので

「土から生まれるモノづくり」が大変なことも、

まだまだ可能性があることも感じてます。

 

 

私は、自然にちなんだものや、

食材のモノづくりの話を

届ける方が好きかもしれません(笑)

※食べるのが好きなので^^

 

 

安心安全第一、は食の世界では当たり前。

 

 

だとしたら。

 

誰から買いたいか?です。

 

農園の社長さんとお話ししていて、

今後エディブルフラワーなら

この農園から買いたいと強く感じました。

(私もローチョコクリエイターの妹も)

 

 

うちの妹もたくさんのアドバイスを頂いて

早速活かそうと今日あたり試行錯誤してると思います。

 

 

ちなみに社長さんはとっても面白く、

笑い声が絶えない初訪問となりました^^

 

 

「この人が育ててるんだもん、

美味しくて当然だわ!」

 

 

これからの経営者さんは

「この人が!」と言われる情熱発信が

必要です。

 

 

エディブルフラワー注文が

全国から殺到しているのは

情熱が「走った」結果なのだろうと

確信した訪問でした。

 

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