春のせいか・・・
変な人が増える季節。


「安定」を望む人がやたら多い。


いや、これは春のせいではなく、
通年を通してかもしれない。


「安定」を強く望むということは
「不安定」へのスタートを切ることと同じ。


「安定」
①心や物事が落ち着いている状態
②均衡を保てるバランス、平衡状態
③物質が分解・反応・崩壊しない状態



結局のところ、
安定は「揺れてしまう」ことが大前提
のようですね。


ただ現代の人たちは
「揺れないこと」を求めているように思える。


これは経済的に、
人間関係的に、
変化を望まないってこと。


クビにならない、
倒産しない、
給料が減らない、
ボーナスが出る、

書類上で婚姻できたら浮気しない、
子供を望んだら子供ができる体、
当たり前に「いい子」が生まれること、
手のかからない年寄りでいること、

抜け駆けしないビジネスパートナー、
裏切らない友達がいる、
応援してくれる仲間がいる、



ってことが持続的であること。

は、




無理である!




安定を求めると、
均衡が崩れた瞬間に
自分から波紋を広げることになる。

が、


その波紋を他人のせいにする。


隣の人はそれに対して
新しい波紋を広げる。


波紋を広げだしたら
もう周りの波紋も広がり始め、
最悪は波紋の図面が出来上がる。

土砂降りの雨の
地面のような、ね。


安定は
本来、人間は求めてるものとは違う。


なぜかというと、


欲求に「安定」は
入っていない。


人間は欲求に沿って
自己実現に向かうことができる。


安心・安全の欲求


はあるが、


安定の欲求


なんてものがあろうものなら
自己実現はなしえないからである。



安定しないことなど
生まれながらに遺伝子が知っており、
体の成長、芽生える自我のもと、
安定などないことくらいわかっているはずが・・・


「安定」を追い求めて、
本当の安心・安全を見失うことになっている。


「一緒にいると安心(^◇^)」
なんて結婚した相手を時に最低人間のように責め、
すくすくと育てばいい子供の心の安全を親自らが奪う。


変な世界になってきているなー


と思う春。


ペタしてね読者登録してねアメンバー募集中