「俺の言ってる事間違ってるか?」


死んだ父親と
よくこのセリフから喧嘩になりました(笑)

お互いに口数が多い親子では
ありませんでしたが、
喧嘩の火種は・・・


「なんか間違ってる事言ったか!?」
(俺の方が正しい。)


でした^^;


なんか鼻についてしまうと、
しばらくお互い考えて、


「ちょっとこいや。」
「さっきの話なんだけどさ。」


『おかしくね?それ?』
(ゴングが鳴る。)


で、さんざん
「俺の言ったことの方が筋通ってるだろうが!」
「はぁ?それとこれは話が違うだろうが!」
と30分くらい言いあった後・・・


『ちっとよう考えれ!』
『ちゃんと考えてみてよ!』


とどっちかの言葉で試合終了。
(この間、母親と妹は怖くて入ってこれない。)


しかしながらまた30分くらいすると・・・


『いや、ちっと言い過ぎたな、悪かったな。
おめーはバカじゃねえから言えばわかるやな。』


『いや、こっちもおとーさんがいうことは間違ってないし、
それはそれで気を付けるわ、ごめんね。』



「エヘヘ。」で終結。
(ちなみにうちの父親も仕事の集中の仕方とか
キレる時の条件を見ると・・・アスペだったと思う。)

※母親談
「あんたが男じゃなくてよかったといつも思ってたて。(;´∀`)」
→男なら何回プロレスになってたことか・・・という意味。


白黒つけたい「黒ひょう親子」っていう個性と、
アスペ独特の「自分観」。
自分と違うことは「違う!」と言いたくなる性格。


70億人いると、
70億個の「正しい」がある。


親子の価値観は似てたりするけど、
それでもお互いに違う人間。


ましてや、
他人となれば生きてきた経緯も、
何をもって「価値観」が構築されたかも違う。


相手の「こーいうところ、ありえない!」は
自分にとっての「ありえない」ことなだけ。


私は正しいと思う!


これを繰り返した結果、
歴史の惨状を見れば・・・お分かりだよね。


人間て、わかっていても
「正しい」ことをぶつけられるのが嫌い。


自分がどんなに間違っていることをしても
「正しい」ことだけを突き付けてくる人間は嫌い。


「正しい」なんてことの前に
生まれている気持ちって


「わかってほしかった」


だよね。
少しでも

・この怠い気持ち、わかるっしょ?ねぇ。
・悲しすぎてやる気でない日ってあるよね?ねぇ。
・得意不得意ってあるよね?ねぇ。
・イライラする時ってあるよね?ねぇ。


って気持ちに
「そうだよね。」
って言ってもらいたい。


共感があって、
その先にお互いの「正しい」を並べると
すべて一緒でなくてもいいことが分かる。



共感なくして
お互いの「正しい」を並べても
人は誰一人として動かない。



これは
リアルコミュニケーションでも
コピーライティングとしての文章でも
何一つ変わらないなと
いつも感じてる。


正しいことは二の次でいい。
どうしてそう感じているのか、
どうしてそんなことをしてしまったのか。


聞く耳を持たない関係に
コミュニケーションなんて生まれやしないからね。




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