2月11日。


新潟では珍しい
男性が主催のお茶会
参加してきました。
その内容とは・・・


建築。


と二文字にしたら
とても堅苦しいのだが、
1級建築士・登山さんが
大好きな「紅茶」を囲んだ会。



実は昨年末に
過去の建築本のいろいろを
頂きに伺ったのが
登山さんと仲良くなったきっかけ。


その際に、
美味しい紅茶と、
登山さんの建築士までの経緯、
土地や、家屋の素朴な疑問について
いろいろ応えてくれたのです。


実は私の現在の家は2011年、
ハンコを押した3日後に
土砂にのまれ、半壊し、
新聞に載りました・・・(実話。)


※これは表から見た一部。
住んでたら確実に死んでました。
(※ちなみに私はこの光景を予言してた。)


このとき、
リフォームは購入前に入ってたことで
当然保険手続きもしておらず、
登記上の問題、
被災処理の際に随分とややこしいことになり、
ベテラン税理士の方に申告時、


「長年やってきたけど、
こんなややこしいケースは初めてだよ。」


と言われたくらいでした。


あの時なんでスムーズに
処理がなされなかったのか・・・


などの疑問が残ったままだったので
登山さんに伺ったところ


スッキリ!


したわけです。
ど素人の私でも腑に落ちました。
そこで・・・


「こういう手の話は・・・
殆どの人が知らないですよ!」

「実際に、家を建て始めて
トラブってる友達も知ってます。」

「3000万かけて建てたおうちに
文句言ってる仲間もいます。」



とお話をする機会を
困ってる人のために
設けてほしいとお願いしました。


登山さんは
ゼネコン出身、
大型の建築専門で
現場監督を務めあげた実力派。


ですが、
新潟に戻り一級建築士となって
「生きていく家」のあり方について
伝えていかねばと感じ、
事務所を開いたそうです。


新潟は、
「一軒家に住まないとね。」
という価値観が根強い地域です。


そして、
ここ10数年、
洪水・地震に見舞われてる地域でもあります。


住んでいる以上、
災害と仲良くしたくはないですが、
対策を講じなければ行けない現実がある地域。


ですが、
土地、家屋について
誰に聞いたらいいのかわからない
という
現状もあります。


「土地も、家屋も、
建築士にまず聞いてほしい。

そこですぐに料金なんて
発生しないんだから。

一生を幸せに暮らす場所は
数字だけで選ぶものじゃないよ。」



私も全く分からなかったので
不動産屋さんだったら
なんでもわかるんだと思っていました。


父親は大工でしたが
基礎工事の際は業者と
あれこれ話し込んでたこともあったなと
今更思い出したりもしました。


今回は建築についての基礎編。


それでも私やほかの参加者さんは
「これは書類で見たことあるけど、
意味はわかってなかったわ。」

と同じような声が何度も上がりました。


わたしたちって、
自分が住んでいる場所、
住もうとしている家、
一生を過ごすかもしれない家について
本当の意味を知らなさすぎるかもしれません。


どうしても
「数字(価格)」を見てしまいがち。


その土地の人間になるということは
ハンコを押す一瞬をいかに安くするか!?
ってことではないんだなと。


衣食住


「住」は人生にずっとついて回る一つ。
幸せな場所にみんなしたいと考える要素。


お家を持つことのステータスよりも
幸せに暮らすために、
「そこ、
ほんとうに考えてる?」
という質問を優しい言葉で投げかけて
気づかせてくれる建築士さん。


今後もいろんな要望が出て、
「風水」やら、「災害対策」やら、
いろんなお茶会が開催されるようです^^


実際に登山さんにお会いしたことがある人も
柔らかい雰囲気と面持ちと知りつつ、

「こんなに人を幸せにすることに
アツくなる人だったんだなー!」



と新たな一面を発見してました^^
またお茶会が開催されるときは
こちらでお知らせできたらと思います♪



ペタしてね読者登録してねアメンバー募集中