さて、今日は前回の続きから。


=================
前回までの「強み」「才能」についてのバックナンバー
1・「強み」とは何だ?と迷う人へ。「強み」とは?
2・「強み」と「才能」があなたの「やりたい!」を邪魔する、その前に。
3・「強み」と「才能」どこを探したってありません。なぜなら・・・
=================

前回は自動車を例にして
「強み」「才能」を説明させていただきました。

今回はもう一つの例を
挙げたいと思います。



はい、包丁で説明します。

包丁(刃物)は

・切る
・捌く

という作業ができます。

包丁=才能

だとしましょう。


ではそれぞれの「強み」はなんでしょう?


柳刃包丁は・・・


お刺身作るときに
身を崩さず薄造りできて重宝です。

こちらも同じ魚を切る包丁です。
まぐろを扱う時に使用します。


しかし、とっても刃が長いので、

柵切りするのには扱いにくい。



でも、解体なら任せてくれ!

と、刺身を作るまでの工程を
役割分担している包丁です。


同じお刺身を作る工程を担当するにしても、
アジやサバには出刃(舟行)包丁を
使って2枚、3枚と下していきます。


その他、
肉切包丁や



ペティナイフ、

それぞれ切る素材も
切り方も違うわけですが、

・切る
・捌く

ことは刃がついている以上、
できますよね。


包丁の形をしていたとしても、
「刃」が付いていないものは・・・
切ることも、捌くこともできません。



つまり、

「才能」=「できること」

なんです。

「才能」を伸ばす

とよく言いますが、これは

「できることを、より高める」


だけのことです。

そして、
「才能」というのは


・なぜだかほかの人よりスムーズにできること
(他の人が10回頑張るところを2回くらいで出来た!)
・ずっと続けていても苦にならないこと
(夢中になりすぎて24時間やっててもいい!)
・気が付いたら自然とできていたこと
(あれ?なんで隣の人できてないんだろう?)
・お金になるとか、ならないとか考えたことがないこと
(とりあえず絵を描いてりゃ毎日が楽しくってさぁ!)
・こんなの誰だってできるじゃん?と思ってること
(「すごいねぇ!」と言われても「何が?」って言っちゃう)



の中に潜んでいることが多いです。


国語辞典の中に書いてありましたね。

物事を巧みになしうる生まれつきの能力

あなたが「できること」です。
そして、
自動車に続いて
包丁の例をわざわざ挙げたのは


物事を巧みになしうる生まれつきの能力は
人それぞれ違う


ということを
お伝えしたかったからなんです。


ゆえに、「才能はある!」んです。
自分の外側には落っこちてないんですよ。


小さい子供などは
自分の才能ベースにしか動きません。


自分にできることとできないことを
一番わかっているし、
心と体が一番

一致

している時期だからです。
だから、無理させたりすると・・・
熱とか出すじゃないですか・・・w


と書くと、
才能をつぶすのは誰ですか?
という質問で
8割くらいの人の心臓の奥が


ズキッ


とするのではないでしょうか?^^


<私には「才能」がない>
とこれを読んでも
あなたはそう思っているかも知れない。


でも、あなたには「ある」んです。
あなたのせいで「才能」がないわけではありません。
もちろん、親御さんが全面的に悪いわけでもありません。


そこは
恨んだりしないであげてほしいなと思います。
これを読んだあなたはもう大人ですから
「才能」を自分で発揮することができるんです。


ということで次回は、
いよいよ「強み」について
触れていきます!


ペタしてね読者登録してねアメンバー募集中