朝から弘兼憲史さんの本を3冊読んで
感動して泣いていたコピーライターなべまきです。


あまり少女漫画系を読まない私は
少年漫画の方が大好き。


ですが・・・
王道『ワンピース』『スラムダンク』などが
好きなくらいでちょっと読む本がズレてます。


男性(おじさん?)が好きな本が好きです。


島耕作シリーズは
女子にもかかわらず
「そうそう、男って大変だよな。」
と思いながら読み、
大人の男と女の関係(パートナーシップ)のバイブル
に位置する程になっていますw

ただサラリーマン家庭に育っていないので
出世だどーだという話には縁がない親、
別世界のサラリーマンという業界を学べました。


『加治隆介の議』も仕事サボリながら読み、
政治に興味を持つきっかけになった本です。


本日読んだのは『黄昏流星群』という本。


20年前くらいの漫画です。
当時この内容で描かれていたとしたら、
村上春樹さんの『失楽園』よりも前になるので
随分切り込んだテーマの漫画だなと。


一言で言うと、
「中年~お年寄りの恋と性の話」です。


自分の中では一切理解はできません。
理解はできないんですが、
自分以外の人の気持ちを知りたいのが
この職業の人の「職業病」ともいえるかも。


自分の年齢が70歳ではないので
当然そのくらいのかたが人を好きになる
気持ちなんてわかるはずもありません。


死期間近のおじいちゃんが
20代女子を好きになる気持ちもわかりません。


その逆はもっとわかりません。


わからないんですが、
この漫画には泣かされました。
一つ一つの視点から物語を覗けるからです。
ドラマの視点に偏りがないんですね。


弘兼さんの想像ではなくて
沢山の話をヒアリングしてきたのかなと。


人がわかることって、
自分が経験してきたことのみですからね。


人に興味を持つこと。
実際に周りにはそういった世代の方は
自分の周りには少ないですが
弘兼さんの漫画に関しては
リアルな人間の声が入ってます。


理想も、現実も、
強さも、弱さも。


人間描写の鋭い本は
自分が人に伝える際にも
良い素材となるときがあります。


最後に少しコピーに関連させて話しますが、
自分のターゲットが自分と異なる性別、
異なる世代という場合、


そのターゲットが目にするものを
自分も触れてみることをお勧めします。


ギャル誌をみる男性ライターもいますし、
アダルトビデオのタイトルを
マジマジ検索する私のようなライターもいます(笑)
※中身まで見ませんけど・・・w


まったく違う立場から世界を見るクセをつける。


これて大事かもしれませんね。
弘兼さん、最強シンパシストですね!


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