うっかりドラえもんで泣きかけた囚人です。
久しぶりにドラえもん見たら、昔と違うんですねー。
昔はアイテムごとの話だったのに、今は家族や友達とのあり方を訴えかけるドラマ風。
時代ですかねぇ・・・。
のび太は生まれたての赤ちゃんの頃の写真がないことに疑問を抱き、
その直後、パパとママに怒られ、「自分は本当の子供じゃないのかも!?」と家出をします。
ドラえもんが迎えに行き、一緒に生まれた当時の過去に飛んで行きました。
親って勝手なもんで、自分のことを差し置いて、
生まれた子供に期待をかけまくります。
野比家もそう。
のび太を生んだばかりのママとパパはのび太に期待をします。
「学者か、はたまた大臣か。パパに似ればスポーツ万能、ママに似れば頭が良い・・・」
のび太は知っての通り、正反対。
近くで聞いていたのび太はその話に耳を塞ぎたい様子。
生まれたての写真がないことの真実も、
浮かれすぎていたパパが海の中にカメラを落としてしまい、残ってなかったことが判明。
その真実を知った二人は現在に戻ります。
のび太のパパとママ。
夕暮れにのび太を迎えに来ます。
そのときに一冊のデッサンノートをパパとママがのび太に渡しました。
そこには・・・
写真に残せなかったのび太の赤ちゃんの頃のデッサンが!
パパとママの愛情の深さ、
名前に秘められた本当の意味、
のび太がパパとママにとって無二の存在であること、
それを伝えられ、自分の存在に安堵したのび太。
彼は感激します。
親ってもんは勝手なもんで、
自分が成し遂げられなかった夢・希望を押し付けがちだったりします。
親からの期待に応えられなくて、自殺してしまった人も実際にいます。
子供ってのは、「ただ、いるだけでいい」。
どんな思いで子供を作ったのか、生んだのか。
自分のかなえられなかった夢をかなえてもらうためではないですよね?
でも子供って、親が子供を愛する以上に親を愛しているから、期待に応えようって頑張ります。
自分が頑張った結果、親が笑顔になってくれるのなら・・・と。
それに甘えているのは親。
勉強を強いることが子供のシアワセに繋がるのか。
塾生活が子供にとってシアワセなことなのか。
家族から離れ、夕食にパンをかじって塾に向かうバスに乗る・・・それって子供はシアワセなのか。
子供が決められないから親が決めてやらなきゃなの!
って、子供が決められないって決めつけている人に限って、子供に耳を傾けていなかったりする。
囚人も正直5年後はどんな親になってるかはわからないです。
だけど、子供が「なりたい自分」に向かって進めるようにヒントを与えられる親になっていたい。
子供がヒントから自由に色んな答えを見つけ出せたらそれでいいと思っています。
勉強できなくたって、
運動できなくたって、
弱虫だって、
のび太みたいに「ココロが優しい」だけでも立派な取柄です。
ジャイアンみたいに「力持ち」だけでも立派な取柄です。
スネオみたいな「マザコン」だって立派な親思いの子です。
しずかちゃんみたいな「下手の横好きバイオリン」でも感性豊かな子です。
絶対一つはいいところがあります。
その一つがあったら、それでいいんじゃない?
うちはねー、今のところ、
「心が優しい」「元気の塊」の王子と、
「愛嬌」「おてんば」の姫がおります。
元気なら、それでOKです
本日の名言
長所は短所の裏返し。
短所も長所の裏返し。
結局みんな長所なんじゃん。
ばい囚人