「聞く」と「聴く」。



これは何の差でしょうか。

人の話と音楽の違いでしょうか?




今日のお説法は、ダンナ様がとある尼さんの講演会で聞いてきたお話の一部です。

子育てなさってる方、そうでない方も、是非、このお話は、






聴いて下さい!(≧▽≦)

(例文に関しては囚人がわかりやすく作ったものです。)





聞く



とは字のとおりです。

耳に門をする。

だからこちらの場合、




「もう、スティーブ聴いてちょうだい!むかっ


「あぁ、どうしたんだい、マリー?」


「お義母様ったらまたジョージにゲームを買って・・・勉強もしないでゲームばかりよ!餌付けじゃないんだからあれこれジョージに買い与えないで欲しいわ!むかっ


「AHAHA!オイ、シムラのこのボケ、見ろよ、腹で茶が沸くぜ!」


「それを言うならヘソでしょ!?ちょっと聴いてるのスティーブ!?むかっ


「あぁ、なんだっけ。聞いてるよ、ジョージがどうしたって?」



というシーンに遭遇することになります。



これが「聴く」だと、



「もう、スティーブ聴いてちょうだい!むかっ

「あぁ、どうしたんだい、マリー?」

「お義母様ったらまたジョージにゲームを買って・・・勉強もしないでゲームばかりよ!餌付けじゃないんだからあれこれジョージに買い与えないで欲しいわ!むかっ

「そうか。でも母さんはジョージが可愛いのさ。それはわかってやって欲しい。でも君のいうこともわかるよ。さりげなく母さんに注意しておくよ。それでいいかい?」

「そうね汗母さんにしてみたら可愛い孫だもの。だけど、可愛いからといって与えるだけが愛じゃないわ。そう伝えてくれるかしら、スティーブ。」

「あぁ、わかったよ。さぁ、マリー、隣においで。一緒にドリフでも見て気分を変えようドキドキ



この違い、お分かりでしょうか。



聞くは耳に門をする。

耳に門?それではお話が入ってきませんよね。

だって「門」をしてるのですから。

聞いてるけど、心を通わせて話をしている状況ではありませんよね。



聴く・・・は耳に十四の心です。

ちゃんと心をもって相手の話に耳を傾け、気持ちを汲んで感動しているかどうかです。

日常的には



「聞く」



の方が多いですよね。夫婦など、こんな会話、よくある話です。

うちの場合はダンナ様が器用でないので、TVなど見てるときは最初から、


「ちょっと聴いてよ!」


「ちゃんと聴くからCMになってからでいい?」


とこんな調子です。

(後で話を聴いてくれるし、待ってる間怒りも一息ついて冷静モードになる。いいことづくめ。)



今、親子関係での事件が増えていますねー。


親の心、子知らず

この心、親知らず


今の時代、



「聴く」



が足りてないんですよね、お互いに。

ワタシも30過ぎているものの、実の父親とはフレンドリーに何でも話・・・ってわけにいきません。

でも響や誉がワタシやダンナ様に対して、ワタシが両親に感じてるギャップを感じさせたくないので極力子供らには



「聴く」を実践していきたいと思ってます。



もちろん、父親ともきっと仲良くならなきゃいけないがために「親子」という関係で生まれてきてるので、後悔しないように残された時間コミュニケーションとっていけたらと思ってます。



ちなみに、幼稚園、学校に通ってるお子様をお持ちのお父さん、お母さん。


「今日、学校どうだった?」


よりも、


「今日、どうだった?」


と聴いてあげてください。学校以外のお話の範囲も広がりいろんなお話が「聴ける」はずですよ。



では受け売り囚人尼坊主のお話でした。チャオ!

本日もご覧頂きありがとうございます!


本日の名言


「聴く」は悲しみを半分、

喜びを倍にするスキルですね。


               BY 囚人