さて、昼食後には本番!

すでに学生たちの合同演奏会は始まっていました。

お腹休めに演奏を聴き、そろそろ出番となりました。

自由演奏会

せわしい本番風景です。

本番

会場入りです。

ステージ側からの映像です。

(ステージ側からみるってことあまりないですよね。)

ステージ

ワタシのスコア(楽譜)です。

そしてワタシの相棒、ピエトロではなくバストロ

バストロ

VINCENT BACH (ヴィンセントバック)のバストロンボーン。

音大受験を志していたときに買ったものです。

国内にはなかったため、楽器屋さんを泣かしてまで3ヶ月かけて海外から探して輸入してもらった一品です。

(受験ギリギリに届いたにもかかわらず受験をやめた囚人でした。)

このメーカー自体、ちょっと音が硬くクセがあり、ちょっとやそっとじゃ吹きこなせません。

しかし、吹き込めば吹き込むほどいい音が出るようになる「じゃじゃ馬的」バストロ。

ワタシのようなクセのある人間にはピッタリ♪

(他社製品は、ワタシのパワーに耐えられなかっただけなんだけどね。)

高校当時の恩師も

「すごいいい音がでる楽器がきたなぁ。大当たりだ。」

と絶賛してました。

演奏曲目

バンドのための民話

エル・クンバンチェロ

ブラジル

ビリーブ

翼をください(バンドと合唱)

星条旗よ永遠なれ

と、吹奏楽を知らない人でも聞いた事のある曲ばかりです。

結構、6曲かっこばし演奏なので、年寄りにはきつかったです!

しかし楽しい時間というのはあっという間。

「来て良かった。」

と心底思いました。

自分のどこかで

「もう吹けない」

「もう吹かない」

と決めてかかってたのに、やっぱ吹くことを諦めきれてなかったのね。

このまま死んだら未練を残して成仏できないとこでした。

ホント、この機会を作ってくれた友達、

上野の森ブラス、学生達(足りない楽譜を見せてくれた)、

子供を見ててくれたダンナ様と家族、

そして昨日までの30年を生きてきた自分、

ほんでもってブログでワタシの背中押してくれた皆さん、

全部にスペシャルサンクス!です。

ただ年をとるだけなら誰でもできる。

人間の厚みが出てくるのはこれからなんだと思います。

重要なのはどうやって年をとるのか。

何もしないで指をくわえて寝て年をとるのか、

それでも何かを得ようとしながら年をとるのか。

できるならワタシは後者を選んで年をとって生きたいと思います。

そのきっかけが昨日だっただけ、ということ。

不思議と帰ってきた時に鏡で見た自分の顔が晴れやかになってました。

ぜんぜん顔つきが違ってました。

美しかったワタシが、さらに美しく!!!∑(゚Д゚)


というのは冗談ですが、視界がクリアになった感じ。

しかし、おかげで顔が筋肉痛です。

想像できますか?

筋肉痛

なんです。

ま、気持ちよかった余韻、代償ってやつですかね!

 

一日の終わりに見た空です。

ドラゴン雲


一筋の光が見えた瞬間です。

これからが開けてきたふうに思えます。

ドラゴン雲2


ドラゴンみたいに見えたのでなぞってみました。

ドラゴンボールで呼び出したドラゴンみたいです。







本日の名言2(年をとる人たちへ)


諦めるのを諦めた方がいいかもよ。

ついでにやることやっちゃえば?


                   BY 囚人