トロンボーンから離れること10年。

以前も話したように、大好きだった人・兼・恩師を亡くしてから早くも10年。

昔取った杵柄・・・って言うなれば、高校生のころなら県で5本の指に入ってたんではないかというトロンボーン吹きだったワタシ。

この10年、トロンボーンを見ても悲しい気持ちばかりで、手に取ろうとも音を出そうとは思わなかった。

過去に囚われた人。

ホントに音楽の世界で囚人生活だったなぁ。

来月、うちのすぐ近くのホールで、

自由演奏会

というのがある。

市内中学・高校との合同演奏会&自由演奏会。

初心者もブランカーも現役もプロもなんでもこい!っていう変わった演奏会です。

上野の森ブラスのメンバーの方と一緒にするらしいです。

先日、高校のころ同じ部活で、某市吹奏楽団にも所属していたMちゃんから

「一緒に参加しない?」

ってメールが来ました。

ぶっちゃけ考えました。

日本テレビ「笑ってコラえて」で吹奏楽やってたの知ってる人は知ってるかな?

アレ見て、体の中で血が騒ぐのと同時に、涙ぐむ自分がいました。


自分の中で、



「あの人のタクト以外で吹きたくない」



という可笑しなこだわりがあった。





だけど、今日答えが出ました。



夢の中で、実家の部屋で楽器を探し出してマウスピースを吹いていた。

手にしっくりと来るあの重み、あの重たい音。




ワタシは吹きたい。






もう、ヘタクソで当たり前。

楽譜すら満足に読めないのではないかとも思う。

(自己流で楽譜を覚えていたので・・・)





たぶん、吹いたときに泣いてしまうんではないか?

という心配がある。

なぜ泣くのか?はわからないけど、吹くことを想像しただけで涙ぐんでしまう自分がいる。





でも、



それでもいいじゃないか。



と。

どうしてそんな気持ちになるのか分からなくてもいいじゃないかと。

参加してみりゃいいじゃないか、と。

泣けてきたら泣けばいいじゃないかと。




そんな自分も受け入れたら、きっとその日以降、何かまた変わるかもしれない。






これから友達に返事してみようかと思います。

というか、コレ読んでるだろうから返事になっちゃってるけどね。







音楽の本質を忘れてた。



音を楽しむのが音楽。






山口トモや、宮川彬見てたら、それを思い出した。


恩師が教えてくれたのは「音楽は楽しいということ」。




「俺の指揮じゃなければ吹けないのなら、俺の教えた音楽じゃない」



って10年たって言われてる気がしてきた。




9月○日が、ワタシのココロを囚う10年の牢獄の鍵になることを・・・









祈ってね。



(久しぶりにマジメな感じなブログだったかなぁ。重たかったかナァ。)



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