6月11日(火)、皮膚科へ行く前に、母の家に立ち寄りました。

母は韓国ドラマを見ていて、そのようなドラマに全く興味のない私は、スマホをいじりながら、電車の時間までぼーっとしていた。

 

すると、斜め前のアパートの一室をノックする音が聞こえてきた。

 

「M君、いるんでしょ。そこに居るのはわかっているのよ。開けなさい。今すぐ!」

 

女性が怒鳴っている。

 

私は、そこに誰が住んでいて、どのような生活を送っているのか、などをゴシップ好きの母から聞いていたので、状況は大体わかっている。

 

その女性は30分くらいの長い間、ドアを叩き続け、でかい声で外から話しかけるので、内容丸聞こえ・・・ということで、状況を大体理解するどころか、詳細を知ることとなる。びっくり

 

母の見ている韓国ドラマより、こっちのライブドラマの方がよっぽど面白いっ!(←他人事ですみません・・)と、窓の隙間からしばし覗いていた。

 

赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇

 

ドラマのあらすじ:

 

●アパートの中にいるM君というのは高校生の男の子。

●同じく高校生の友人5人ほどと、そこに籠城していて、学校に2週間も行っていない。

 

ゆえに、ドアを叩いていた女性は、M君の友人のお母さんだと思われる。

 

ここで疑問を抱くかと思います。

 

M君の両親は何しているの?

 

これが複雑で、M君も可哀想な境遇なんです。

そもそもそこのアパートの一室はM君とM君のご両親が住んでいました。

でも、M君が5歳くらいの時に両親は離婚して、父親は出て行ってしまいました。

しばらくすると、母親がうつ病を発症し、入院してしまいました。

その後は、M君のおばあちゃん(・・と言ってもまだ50代)が、そのアパートで、M君の面倒を見ていました。

M君のおばあちゃんは、お姑さんと一緒に住んでいて、M君を引き取ることができなかったそうです。

・・・でもって、M君のおばあちゃんは、お姑さんと折り合いが悪かったので、逃げ込むアパートがあるってことは好都合。アパートを引き払うことなく、ずっと借り続けていました。

それゆえ、M君の母親が退院し、別の場所でM君と一緒に暮らし始めても、そこのアパートはキープしていたのです。

だ・か・ら・・別荘みたいなもんです。

常時、人がいるわけではない。

高校生にとっては、絶好の溜まり場となってしまったのです。

 

尋ねて来た女性は、その場で、M君のおばあちゃんに電話をしたようです。

声が聞こえて来ました。

 

「あなたがアパートを引き払うことができないという状況は聞いております。でもね、学校に2週間も行ってないんですよ!」

 

女性は、ずっとドアを叩き続けていたが、30分後あきらめて帰って行った。

 

私も電車に乗る時間になったので、母の家を出た。

 

ちらっと、M君のアパートの前に目をやると、自転車が5台ほど並んでいた。

 

あらら・・・中に居るってことバレバレやんけっ!

 

そりゃ、ドアを叩き続けるよね。

 

びっくり

 

以上。

 

ドラマは、to be continued....

 

この後、どう展開していくのでしょうか?

 

M君が不登校ということは昔から聞いていた。

でも、「高校へ2週間行ってない」ということは、高校へは入学できたんだね。

この調子だと、おそらく大学へは行かないだろう。

下手すると、高校中退になるぞ。

・・・大学行かなくても成功している人はたくさんいるけど・・などと私は色々考えてみたけど、私には何の関係もないことでした。

 

てへぺろ

 

「親ガチャ」って言葉が流行語大賞にノミネートされてたけど、こういうことなのかな〜。