焼き物の総称を「陶磁器」と言います。
焼き物の種類は色々ありますが、大きく分けると「陶器」と「磁器」になります。
「陶器」(英語だとpottery) :
カオリン(カオリナイトを主成分とする陶土)を、窯で低中火度で焼いたもの。
透光性はないが、吸水性がある。厚手で重く、叩いたときの音も鈍い。
日本では信楽焼(たぬきの置物)が有名です。
「磁器」(英語だと porcelain):
長石が主成分の磁土を高温で焼いたもの。
半透光性で、吸水性が殆どない。
陶磁器の中では最も硬く、軽く弾くと金属音がする。
日本では有田焼が有名です。
・・・でもって、私は先日「テールドフェール」と言う言葉を学んだ。
「Terre de fer」。「鉄の様に固い陶器」という意味のフランス語です。
日本語だと「炻器(せっき)」と言うらしい。
要は「半陶半磁器」。英語だと「stoneware」です。
ウェジウッドのジャスパーウェアが、炻器に分類される。
陶器と同じように、透光性はないが、吸水性は陶器よりも少ない。
以上、本日のお勉強でした。