東京都美術館で「印象派 モネからアメリカへ展」が開催されております。
2024年1月27日(土)~4月7日(日)
行く予定はないので、ウェブサイトだけ読んで満足しました。
フランスで生まれた印象派が、海を越え、アメリカで独自に展開しました。
その「アメリカ印象派」たちの作品が見られる展覧会です。
印象派(Impressionism):
1860年代半ばにフランスで始まった芸術運動で、描くものの輪郭や色ではなく、描く対象の周りの光や空気感をとらえようとした手法です。それまで、室内で描かれたいた絵が、戸外で描かれるようになります。
有名なのは、モネ、ルノワール、ピサロなど。
新印象派ではスーラ、ポスト印象派では、セザンヌ、ゴーギャン、ゴッホなどです。
印象派の影響を受けたアメリカ人画家の作品がこちら。
ジョゼフ・H・グリーンウッドの「リンゴ園」です。
グリーンウッドの地元ニューイングランドの穏やかな風景を描いた作品です。
素敵な絵ですね〜。
でも、りんご園にしては、りんごらしき物が見えないのは何故だろう?
実際の絵を見たら林檎は見えるのかな? 林檎があればもっと可愛い絵になるのに。
これだと、桜にも見えなくない・・・。
どうでも良いことですね。
チャイルド・ハッサムによる「コロンバス大通り、雨の日」です。
ハッサムはボストンを拠点に絵を描いていました。
遠景のかすむ街の空気や、つややかな舗道の光を表現しました。
こちらも素敵な絵です。
雑踏の忙しなさが伝わってきます。
どちらも素敵な絵ですが、アメリカの印象派ってなると、グッと知名度が下がってしまうものですね。