ニュージャージー州にあるPrinceton University(プリンストン大学)にある美術館へ遊びに行きます。

アイビー・リーグ(Ivy League)の大学8校のうちの1校ですね。

 

行き方は色々あるのですが、行きは「Line 100, Coach USA」の9時発のバスを選びました。

 
 

Depart: Port Authority, gates 417

Arrive: Palmer Square

 

窓口で、ポート・オーソリティーからパルマー・スクエアまでの切符を買います。

 

 

 

バス乗り場の4階まであがる。

 

 

ゲートは417です。

 

 

 

1時間30分ほどで到着します。

 

 

 

タイガーが迎えてくれます。

 

 
タイガーはプリンストン大学のマスコットです。
 
タイガーだよね?
ライオンか?
まあ、どっちでもいいや。
 
もし帰りもバスを使用するのであれば、降りたバス停の反対側から帰りのバスがでているようです。

 

 

 
これが正門だと思います。

 

 

 
ここから入ると正面に、下記の写真のような建物、Nassau Hall (ナッソー・ホール)が見えてくるはずなのですが・・・・

 

 

 

 

が~ん。

 

 
まさかの工事中。

 

 

 

 

Nassau Hall Roof Replacement and cupola restoration

 
お屋根を交換して、ドームの部分を復元させるらしい。
2019年の3月まで・・・・。
 
ひどいっ。
 
ナッソーホールを見たかったのに。
 

ナッソーホールは、1756年に建てられました。

イギリス王のウィリアム3世に敬意を表してつけた名前です。

ウィリアム3世は、Orange-Nassau (オレンジ=ナッソー家) で、ナッソー家(ヨーロッパの貴族、君主の家系)の分家です。

 

歴史:

イギリスの国王ジェームズ2世は、王政復古体制下で、カトリックを推進し、議会を無視し権力を乱用していたために、革命が起き、議会がオランダ出身のウィリアムをイギリス国王にし、ジェームス2世を追放します。

(無血革命のために名誉革命と呼ばれます。)

その際議会は即位の条件として、国民の権利と自由、王権に対する議会の優位等を書き記した「権利宣言」をウィリアム3世に承認させます。

これにより「王は君臨するが統治はしない」という立憲政治が始まりました。

 

・・・ぐっすん。

見れなくて悲しかったので、大学の売店でナッソーホールの絵がプリントされたトート・バックを買いました。

 

 

 
お値段$20。
これで、我慢します。
 
ナッソーホールの隣には、Chancellor Green and East Pyne Hall という、これまた美しい建物があり

 

 

 

 

その前には可愛らしい鐘のオブジェがございます。

 

 

鐘を見ると鳴らしたくなるものです。

ところが、この鐘・・・中の振り子部分がない。

 

なんでやねん?

 

と思い、作品名に目をやると「Remembrance」Toshiko Takaezu と書いてある。

日系の卒業生アーティストの方が、アメリカ同時多発テロ事件の被害者のためにここに寄贈したらしい。

 

鳴らない鐘・・・・

 

ちょっと切ない気持ちになりました。

 

続く・・・。

 

kitty