近所で人気のケーキ屋さんに、“限定ケーキ“を求めて行列ができていた。
大好きなケーキ屋さんの1つ。 



午後になり、ママ友から在宅かとメールが届く。
夕方に会う約束をしたところ、なんとその“限定ケーキ“を届けてくれた。
嬉しいと美味しいが合わさって、オキシトシンが大量に分泌された気分。
体質改善のため、洋菓子は避けているところなのだが、素材にこだわったケーキだから安心して食べられた。



ブログで病状を知った友人たちは、悲痛な面持ちで訪ねてくる。でも実際に会ってみると、変わらない私に安心して帰っていく。
それでいい。
私は死を待つ人ではない。
気の毒な人でもない。



化学療法は、1クール目よりも2クール目の方がきついと聞く。
だからこそ、元気な日には誰かに会いたい。
病気の事は忘れて、誰かと笑い合いたい。



今日は子供たちに夕飯を作ることもできた。
副作用で口がまずくて味はよく分からなかったが、娘は美味しそうに食べてくれた。



病気になっても、喜びの中で生きられる。
Aりがとう。