朝5時、尿意と吐き気で目が覚めた。
昨夜よりも尿の赤色が濃かったので、コップ2杯の冷水を飲んだ。
するとお通じが来た。
副作用に、便秘の項目があるが、快腸でよろしい。
相変わらず食欲は無いが、吐き気止めを飲み、ガムを噛みながら元気に過ごせている。



化学療法の前夜、ある看護師さんに
「こんなによく笑う患者様は初めてです」と言われた。
癌と告げられた後、適応障害やうつ病を発症し、治療に影響が出るケースが多いそうだ。いわゆる魔の不安定期間。この過ごし方次第で、その後が大きく変わると聞いた。
私は、手術前も化学療法前も直前まで仕事をしていたし、応援団に頼ると決めたことでずいぶん気持ちが楽になった。友人が送ってくれる変顔メールも大きな支えになっている。



抗がん剤は確かに怖い。確かに不安だ。 
しかし、味方になってもらうほかない。
私の癌を相手に、私と一緒に闘う仲間なのだ。



治療を受けられることに感謝。
応援団に感謝。
感謝しかないのだ。