乳がんに罹患してから日記を書くようになった。
感情を紙に書き出すことで、自分や物事を客観視できるようになった気がする。
その日記をベースに、このブログを綴っている。



リンパのしこりに安心してからほどなくして、不正出血があった。更年期によるものと思いたかったが、乳がんに気づいたサインも僅かな出血だったので看過できなかった。慢性的な鼠径部の痛みも気になっていた。



婦人科を受診しなくてはならない。しかし、スケジュール帳と睨み合っこをしてみても、なかなか時間が取れない。乳がんになってもなお、自分の事を後回しにする自分がいた。



気づけば春休み。
ようやく近所の婦人科を受診した。
乳がんの既往歴があるもののホルモン薬は投与していないし、遺伝子検査も陰性。
しかし念のため、子宮体がんの細胞診をしましょうとなった。



2週間後、思わぬ結果を突きつけられる。
白黒の「白」をはっきりさせるための検査だったはずなのに。