小さい頃から知ってはいましたが、


ただ、知っているだけで今までは過ごしていました。


でも、知っているだけではいけないと、


「知る」ことが必要なのだと、そう思いました。


時代を作り、


人々に伝え、心で書いてある言葉は、


時代を通り越し


心に響き伝わってくるものだと、


改めて感じました。


ご紹介させてください。





☆ソウルメイトの響き☆


夏目 漱石(1867~1916)


「吾輩は猫である」「坊っちゃん」

「こゝろ」などの作品群で有名な、

森鴎外と並ぶ明治・大正時代の文豪。


ちなみに、「新陳代謝」「反射」

「無意識」「価値」「電力」「肩が凝る」という言葉は、

夏目漱石の造語です。

また、芥川龍之介は門下生にあたります。




☆ソウルメイトの響き☆


夏目漱石の言葉から、


私自信の心に響く言葉を、


紹介させていただきたいと思います。



☆ソウルメイトの響き☆


死ぬまで進歩するつもりで

やればいいではないか。


作に対したら一生懸命に、

自分のあらんかぎりの力をつくして

やればいいではないか。


後悔は結構だが、

これは自己の芸術的良心に対しての話で、


世間の批評家やなにかに対して

後悔する必要はあるまい。



☆ソウルメイトの響き☆


みだりに過去に執着するなかれ、


いたずらに将来に望を属するなかれ、


渾身の力を込めて現在に働けというのが、


私の主義なのである。



☆ソウルメイトの響き☆


人間は自分の力も

自分で試してみないうちは分かりません。


握力などは一分でためすことができるが、

自分の忍耐力や

文学上の力や強情の度合などは、

やれるだけやってみないと、


自分で自分に

見当のつかないものなのです。



☆ソウルメイトの響き☆


文豪・夏目漱石 そのこころとまなざし/著者不明
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