認知症の介護が始まって数年
始めの頃に
「介護は難しい。仲の良い家族も溝がうまれたりする。皆、離れて暮らしてるから密に連絡取り合い情報共有しないとね。それでも意識の違いでストレスもたまるから…。」
と、色々言い続けてきた
やはり溝が出来た
実母の認知症が進み、いま施設にお世話になっているが、病院通院の為に数日帰宅(外泊)してきた
その間、訪問も電話も他のきょうだいから無い
主で動いてお世話してくれている姉が怒り失望、介護疲れがLINE文面から感じ取れたが一番は「怒り」を感じ取れた
何故みんな母に電話かけてこないのか？母が望み待っている
特に私に「正しい対処を知っているのだから自分に気にせず、そう対応して。だけど当事者としては違う」と
私は経験談、相談した友人(介護士)の話を「参考」にと話してきた
がっつり寄り添い過ぎるとメンタルがやられ疲れては、どうにもならないから気をつけてと言ってきた
そう言いながら母からの毒を吐かれメンタルをやられたのは私で介護から離脱した
小さな頃から他のきょうだいに比べ冷たく厳しかった
「産みたくて産んだんじゃない」の発言は子供心に衝撃を受け「あぁ、やはりね。自分が感じていたのは間違いではなかった」と確信した
結婚が決めたときも、妊娠したときも「おめでとう」の言葉ではなかった
認知症が進んできたなと感じ始めた頃からまた毒吐きが始まり、きょうだいの集まりには「来なくていいから。」
震えが止まらなく涙が溢れた
メンタルが崩壊した
電車にも乗れなくなった
過呼吸、飛び込んだらどうなるかな？なんて思うこともあった
いまでも時々思う
スーパーに行って夫の姿が見えなくなるとパニックになる
うつ病、不眠症、難聴、耳鳴り
色々か症状が出た
母と2人になるのが怖くなった
ここのところ耳鳴りもしなくなり、だいぶ色々な症状が落ち着いたのに また毒を吐かれた
だから、どうしても訪問、電話、通院付き添いなどが出来ない
母の望みなんて聞き入れる事が出来ない理解を得てると思っていたが、それは甘えだったのだろうか？
色々考え、きょうだいの連絡先は削除した
寂しいが仕方ないと思い込む
やはり介護する家族の関係って難しいと思う
人それぞれ、家族それぞれではあるだろうけど なんだか疲れました