さぁ、今日からなるべく頻繁に書いていくであろう映画評の一発目!!

本日はこちら。

「パーフェクト・ワールド」 原題:A Perfect World

1993年:アメリカ 監督:クリント・イーストウッド

キャスト:ケビン・コスナー, ローラ・ダーン, キース・ザラバッカ,
ジョン・リー・ハンコック


~あらすじ~

1963年、テキサス州。ブッチ・ヘインズ(ケヴィン・コスナー)は、アラ
バマ刑務所から同じ囚人のテリー・ピュー(キース・サセバージャ)と
脱走した。途中、8歳の少年フィリップ(T・J・ローサー)の家に押し入
った2人は少年を人質に逃亡するが、ブッチはフィリップに危害を加え
ようとしたテリーを射殺する。すぐに厳重な警戒線が張られ、州警察署
長のレッド・ガーネット(クリント・イーストウッド)が陣頭指揮に当たった・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆勝手な批評します。☆


まず!
なぜ一発目がこの作品かというと、

特に意味はなく、久々にたまたま今日見た作品がこれだった!
というなんてことない理由。

しかも見るのは3回目くらいかな。
なぜか、ふと見たくなる時があるのです。そんな映画。

というのも
脱獄犯と、その脱獄犯に人質として誘拐された男の子が少しずつ心を通わせて行くという設定。
男はみんなこういう設定に弱い!!
ベタだけどそれでいい!!

悪人と子供が手をつないで歩く。
そのパッケージの感じがたまらなくいいのです。

こんな言い方してると勘違いする人もでてきそうだから言っときます。
別にうわっつらだけを書いた雰囲気押し映画でも、ただのいいお話映画ではありません!!

そう、だからこそ惜しいと思ってしまう。。。

期待してしまう分だけ
細かい注文がでる映画です。


ブッチの家族への憧れ、執着。
育ってきた環境から決別したいという想い。
しかし、それに反する暴力と狂気。

その暴力と狂気が弱い!
ケビンコスナーはなかなか真に迫ってるのに、映像や音楽が弱くて色がでてない!!
ただの暴力になっちゃってるのは惜しいな。

アメリカの片田舎で進んでいく逃走劇は、のんびりした空気の中進んでいき、フィリップとブッチの距離の縮まり方は見ていて本当にほっとするし、ブッチがフィリップに見せる優しさや男らしさは、いやらしさがなくていい。

ただ、葛藤を抱える刑事(イーストウッド)の苦しみはなかなか見えてこないし、犯罪心理分析者の女性はただ単にブッチの境遇を説明してるだけだし、FBIなんて最後に ブッチを撃たせたくて登場させてるようにしか見えないし。
そういう意味ではやっぱりハリウッドだなと。

登場人物1人1人に意味合いを持たせようとしてる割には、まったく深く掘り下げてない。
説明、説明。
それで納得するほど、こっちは想像力を持ち合わせてないらしい。
盛り込みすぎちゃったよね、だからキャラクターが曖昧になっちゃったって感じかな。
ブッチを狙撃した男をイーストウッドが殴るとこなんて、まさにハリウッド。
スッキリするどころかもやっとしてしまった。

とまぁ、ハリウッド批判みたいになってきたけど、なんだかんだでこの映画を僕は評価してますから!笑

ハリウッド的な題材の中に、身分、宗教などに対する偏見などのテーマを取り入れ、へたをすると観客の感情を一方的にコントロールできてしまう作品を、そうはせずにうまくバランスをとりながら描いたイーストウッドはやはりすごいなと。

娯楽性と社会性の融合は、やはり難しいんだな。

ブッチが目指したパーフェクトワールドは、父親のいるであろうアラスカであり、彼の求めた親の愛情のある世界が彼のパーフェクトワールドなんでしょうな。
その想いをフィリップに見出して、彼に希望を託すあのラストは、儚くともかすかに光を残していてなかなか好きでした。

長々と書きましたが、ベタな話が好きでない方も好きな方も、シンプルに受け止める方も受け止めれない方も、充分に楽しめる作品です。

クスッと笑ってしまうようなこボケを挟んでくるあたりが、作品の世界に味を持たせていて僕的にはちくしょーやりよるなーって感じでした(ボケがおもしろいかどうかは別にして)

マスタードサンド、上手いのかこれ!? と思いつつも見終わった後にはあなたもほうばってるでしょう!

初批評はこんな感じで!
ではでは。

ケセラセラ






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