台風がやってきましたが、大丈夫でしたでしょうか?
昨日の夜は、月がとてもきれいで、ハッとしました。
満月からは1日遅れましたが、これが中秋の名月なんだなと思いました。
明るい月の色は、いったい、何色と言えばよいのでしょうか?
太陽の光を間接的に見ていることを痛感させられ、まぶしくて長く見ていられませんでした。
10月に入ったのでようやく秋らしく本格的に涼しくなってくるかなと思っています。
今年の9月は、観測史上最高の平均気温となった地点が非常に多かったみたいですよ。
いよいよ食欲の秋がやってくるということで、食欲について、それも食欲を我慢するということについて語ってみます。
一般的に、ダイエットといえば、食欲を意志の力で我慢するのが大切とされています。
この意志の力、自制心というものの性質についての面白い実験があります。
アメリカのオハイオ州にあるケース・ウエスタン・リザーブ大学でおこなわれたものです。
研究室のテーブルの上に、焼きたてのチョコチップクッキーが入ったボウルとラディッシュ(カブ)が入ったボウルを用意します。
そして、被験者の学生を2つのグループに分けて、片方のグループにはチョコチップクッキーだけ食べてもよいと指示し、もう一方のグループには、ラディッシュだけ食べてもよいと指示しました。
そして、その指示を守ってもらったあと、両方のグループに同じ忍耐力テストを受けてもらいました。
忍耐力テストの内容は、絶対に解くことができないパズルに挑戦してもらうというものでした。
チョコチップクッキーを食べることが許されていた学生たちは、平均19分も頑張り続けたのに対して、クッキーを我慢し続けていた学生たちは、平均8分でパズルを解くのをあきらめてしまったのでした。
他にも、退屈な文書編集作業を指示された被験者たちは、そのあと、すごくつまらないビデオを長く見ていられなかったなどの実験もありました。
これらの実験から、どのようなことがわかるでしょうか?
それは、チョコチップクッキーを意志の力で我慢していたことによって、自制心のスタミナが奪われてしまっていて、パズルに挑戦し続けるための精神的スタミナがすでに少なくなっていたのだろうということです。
それぞれ関連性の無い独立したことであっても、我慢するという点で共通しているので、自制心のスタミナを同じように消費することになるのです。
すなわち、意志の力、自制心というものは有限であるということです。
自制心のスタミナが有限であるならば、どういうことに気をつけないといけないのでしょうか?
いろいろなところで誘惑を目にして、そのたびに我慢、我慢と頑張っていると、それがボディーブローのようにダメージとなり、着実にスタミナを削られていってしまいます。
そして、情けないくらいにあっさりとダウンさせられてしまう可能性があるということです。
具体的には、ちょっとおいしそうな食べ物を目にしただけで、あっさりと降参して食べてしまって、自分の精神力の弱さにがっかりさせられたりするということです。
「自分の精神力ってこんなに弱いの?」ってあきれてしまうかもしれませんが、そこに至るまでにすでにダメージが蓄積していて、意志の力のスタミナはほとんど残っていなかったのかもしれません。
意志の力は有限であるので、スタミナの無駄遣いにはくれぐれも気をつけましょう。
ところで、自制心のスタミナを奪ってくる誘惑にはどのようなものがあるでしょうか?
街中で見かける飲食店やその看板、自動販売機や車内広告、食べ物を紹介するテレビ番組、家の中の食べ物、などなど、いろいろなところに誘惑があります。
我慢する機会をできるだけ減らすということが大切になります。
また、忍耐力が激しく要求されるような仕事をしている人は、仕事によって自制心のスタミナを消費してしまうため、我慢するダイエットは少し不利となってしまうでしょう。
自制心のスタミナは、食欲だけではなく、忍耐力を要求されることなら、あらゆることに使われてしまうのです。
それならば、ダイエットを成功させるためには、自制心のスタミナを浪費しないように気をつけるということ以外で、いったいどうすればよいのでしょうか?
そもそも論になりますが、そんなに我慢が必要とされるようなダイエット自体に問題があるのだと思っています。
筋肉と同じように、鍛えてある程度は強くできるとはいえ、自制心のスタミナは有限であるので、意志の力に過度に頼るようなダイエットはそもそもうまくいく方がおかしかったのです。
精神力が弱いからだと自己嫌悪を感じさせられていた人は、本当に災難なことだと思います。
まとめ
意志の力は有限であるので、頼りすぎてはいけません。
ダイエットを成功させるために大切なことは、我慢をあまり必要としないダイエット方法を選択したうえで、無駄に誘惑に遭遇しないように気をつけるということになります。
P.S.
我慢をあまり必要としないダイエット方法について、まとめ始めていたのですが、ようやく納得のいくレベルで形になってきてくれています。
「待っていてくださいね」と言っていた人たちに対して、いったい何年待たせてしまったことか。
自分でもあきれてしまうくらいです。
申し訳ないやら、情けないやらです。
でも、本当に難しくてどうしようもないレベルだと感じさせられることが多かったし、もう無理だなと完全にあきらめかけたことも何度もありました。
ダイエット問題と真っ向から勝負を挑むのは馬鹿げている。流行に合わせて、世の中から求められるものを提供していくというのが、賢いのだなということを痛感させられました。
でも、そんな人や会社ばかりで、どうするの?
そんなのでいいの?
そんなの面白くもなんともないし、そんな世の中むなしすぎると思っていました。
だから、どんなに馬鹿げていても、可能性があるかぎり真っ向から勝負して、本気で乗り越えたいと思ってきました。
それで、やっとこさ、何とかたどり着けたかな、一つの形になりそうだというところまでやってこれました。
メルマガやブログでも出し惜しみのひどいこと、このうえないと感じています。
ほとんど理念的なことばかり語っていますからね。
でも、具体的なノウハウを断片的に細切れで出しても、それではいまいちとなってしまう可能性が高いです。
うまく使いこなせるように、まとめて出さないと、効果も低くなってしまうでしょう。
だから、中途半端に出すくらいなら、出さないようにしておこうとなってしまいました。
すみません。
それにしても、摂食障害の問題とか、難しすぎて、本当に無力感を感じさせられてしまっていました。
でも、ようやく、これならばたとえ摂食障害で苦しんでいる人であっても大半の人に喜んでもらえるだろうと思えるようになれました。
普段のメルマガやブログの内容とは、かなり違って、いろいろな意味でけっこう過激な内容も多くなるかと思います。
あまり当たり障りの無い内容ではないということです。
まあ、きれいごとは抜きで突き詰めていった結果なので、それはやむをえないだろうと思っています。
読んだ人のためにならないならば、書く意味が無いので、理想論やきれいごとは書きたくありませんでした。
「健康的で正しいダイエットを根気強くこつこつと続けましょう。」みたいな、いいことを言っているようで、実際は具体的なことを何も語っていなくて、ただ説教くさいだけのダイエットなんて、笑い飛ばせるようになって欲しいと思っています。
ちゃんと進んでいますので、もうっちょっとだけ、お待ちください。
昨日の夜は、月がとてもきれいで、ハッとしました。
満月からは1日遅れましたが、これが中秋の名月なんだなと思いました。
明るい月の色は、いったい、何色と言えばよいのでしょうか?
太陽の光を間接的に見ていることを痛感させられ、まぶしくて長く見ていられませんでした。
10月に入ったのでようやく秋らしく本格的に涼しくなってくるかなと思っています。
今年の9月は、観測史上最高の平均気温となった地点が非常に多かったみたいですよ。
いよいよ食欲の秋がやってくるということで、食欲について、それも食欲を我慢するということについて語ってみます。
一般的に、ダイエットといえば、食欲を意志の力で我慢するのが大切とされています。
この意志の力、自制心というものの性質についての面白い実験があります。
アメリカのオハイオ州にあるケース・ウエスタン・リザーブ大学でおこなわれたものです。
研究室のテーブルの上に、焼きたてのチョコチップクッキーが入ったボウルとラディッシュ(カブ)が入ったボウルを用意します。
そして、被験者の学生を2つのグループに分けて、片方のグループにはチョコチップクッキーだけ食べてもよいと指示し、もう一方のグループには、ラディッシュだけ食べてもよいと指示しました。
そして、その指示を守ってもらったあと、両方のグループに同じ忍耐力テストを受けてもらいました。
忍耐力テストの内容は、絶対に解くことができないパズルに挑戦してもらうというものでした。
チョコチップクッキーを食べることが許されていた学生たちは、平均19分も頑張り続けたのに対して、クッキーを我慢し続けていた学生たちは、平均8分でパズルを解くのをあきらめてしまったのでした。
他にも、退屈な文書編集作業を指示された被験者たちは、そのあと、すごくつまらないビデオを長く見ていられなかったなどの実験もありました。
これらの実験から、どのようなことがわかるでしょうか?
それは、チョコチップクッキーを意志の力で我慢していたことによって、自制心のスタミナが奪われてしまっていて、パズルに挑戦し続けるための精神的スタミナがすでに少なくなっていたのだろうということです。
それぞれ関連性の無い独立したことであっても、我慢するという点で共通しているので、自制心のスタミナを同じように消費することになるのです。
すなわち、意志の力、自制心というものは有限であるということです。
自制心のスタミナが有限であるならば、どういうことに気をつけないといけないのでしょうか?
いろいろなところで誘惑を目にして、そのたびに我慢、我慢と頑張っていると、それがボディーブローのようにダメージとなり、着実にスタミナを削られていってしまいます。
そして、情けないくらいにあっさりとダウンさせられてしまう可能性があるということです。
具体的には、ちょっとおいしそうな食べ物を目にしただけで、あっさりと降参して食べてしまって、自分の精神力の弱さにがっかりさせられたりするということです。
「自分の精神力ってこんなに弱いの?」ってあきれてしまうかもしれませんが、そこに至るまでにすでにダメージが蓄積していて、意志の力のスタミナはほとんど残っていなかったのかもしれません。
意志の力は有限であるので、スタミナの無駄遣いにはくれぐれも気をつけましょう。
ところで、自制心のスタミナを奪ってくる誘惑にはどのようなものがあるでしょうか?
街中で見かける飲食店やその看板、自動販売機や車内広告、食べ物を紹介するテレビ番組、家の中の食べ物、などなど、いろいろなところに誘惑があります。
我慢する機会をできるだけ減らすということが大切になります。
また、忍耐力が激しく要求されるような仕事をしている人は、仕事によって自制心のスタミナを消費してしまうため、我慢するダイエットは少し不利となってしまうでしょう。
自制心のスタミナは、食欲だけではなく、忍耐力を要求されることなら、あらゆることに使われてしまうのです。
それならば、ダイエットを成功させるためには、自制心のスタミナを浪費しないように気をつけるということ以外で、いったいどうすればよいのでしょうか?
そもそも論になりますが、そんなに我慢が必要とされるようなダイエット自体に問題があるのだと思っています。
筋肉と同じように、鍛えてある程度は強くできるとはいえ、自制心のスタミナは有限であるので、意志の力に過度に頼るようなダイエットはそもそもうまくいく方がおかしかったのです。
精神力が弱いからだと自己嫌悪を感じさせられていた人は、本当に災難なことだと思います。
まとめ
意志の力は有限であるので、頼りすぎてはいけません。
ダイエットを成功させるために大切なことは、我慢をあまり必要としないダイエット方法を選択したうえで、無駄に誘惑に遭遇しないように気をつけるということになります。
P.S.
我慢をあまり必要としないダイエット方法について、まとめ始めていたのですが、ようやく納得のいくレベルで形になってきてくれています。
「待っていてくださいね」と言っていた人たちに対して、いったい何年待たせてしまったことか。
自分でもあきれてしまうくらいです。
申し訳ないやら、情けないやらです。
でも、本当に難しくてどうしようもないレベルだと感じさせられることが多かったし、もう無理だなと完全にあきらめかけたことも何度もありました。
ダイエット問題と真っ向から勝負を挑むのは馬鹿げている。流行に合わせて、世の中から求められるものを提供していくというのが、賢いのだなということを痛感させられました。
でも、そんな人や会社ばかりで、どうするの?
そんなのでいいの?
そんなの面白くもなんともないし、そんな世の中むなしすぎると思っていました。
だから、どんなに馬鹿げていても、可能性があるかぎり真っ向から勝負して、本気で乗り越えたいと思ってきました。
それで、やっとこさ、何とかたどり着けたかな、一つの形になりそうだというところまでやってこれました。
メルマガやブログでも出し惜しみのひどいこと、このうえないと感じています。
ほとんど理念的なことばかり語っていますからね。
でも、具体的なノウハウを断片的に細切れで出しても、それではいまいちとなってしまう可能性が高いです。
うまく使いこなせるように、まとめて出さないと、効果も低くなってしまうでしょう。
だから、中途半端に出すくらいなら、出さないようにしておこうとなってしまいました。
すみません。
それにしても、摂食障害の問題とか、難しすぎて、本当に無力感を感じさせられてしまっていました。
でも、ようやく、これならばたとえ摂食障害で苦しんでいる人であっても大半の人に喜んでもらえるだろうと思えるようになれました。
普段のメルマガやブログの内容とは、かなり違って、いろいろな意味でけっこう過激な内容も多くなるかと思います。
あまり当たり障りの無い内容ではないということです。
まあ、きれいごとは抜きで突き詰めていった結果なので、それはやむをえないだろうと思っています。
読んだ人のためにならないならば、書く意味が無いので、理想論やきれいごとは書きたくありませんでした。
「健康的で正しいダイエットを根気強くこつこつと続けましょう。」みたいな、いいことを言っているようで、実際は具体的なことを何も語っていなくて、ただ説教くさいだけのダイエットなんて、笑い飛ばせるようになって欲しいと思っています。
ちゃんと進んでいますので、もうっちょっとだけ、お待ちください。