今回は、甘いジュース類に関してです。

昔、自習室とかで勉強するときに、ペットボトルのジュースとかお茶を机の上に置いていました。

それで、お茶やミネラルウォーターだと、特に問題はなかったのですが、甘い飲み物だと、妙な感じがありました。

それは、甘いジュースをちょっと飲んで、勉強していて、「うーん、また飲みたい、気になる・・・」となって、また甘いジュースをちょっと飲んで、「また気になるなあ・・・」というのを繰り返していました。

集中力が足りないというか、甘さの魅力にひかれて情けないなあというふうに感じていました。シラー

自分の問題なのだろうと思っていました。

でも、どうも甘いジュース類は、異様に中毒性が高い飲み物だというふうに感じて、自分の問題というよりも、ジュース自体の問題だろうと考え直して、気をつけるようになりました。

おいしいけれど、魅力が高すぎて、心を奪われかねない、気をつけなければならない飲み物だというふうに、とらえるようになったのでした。


この異様なまでに魅力の高いジュースは、ブドウ糖果糖液糖(果糖ブドウ糖液糖)=コーンシロップというものが使われています。


キューバ革命によって、アメリカではサトウキビが原料の砂糖の輸入が減少して、砂糖の価格が高騰していました。
そのような状況において、日本人である高崎義幸氏の酵素によってブドウ糖を果糖に変換させる発明によって、アメリカで、トウモロコシを原料にしたコーンシロップが急速に普及するようになりました。

コーンシロップは砂糖よりも甘いうえに、コストが低いので、炭酸飲料などに使われて、爆発的に広まるようになったのでした。

さまざまな統計データから見ると、このコーンシロップが広まったことと、肥満が激増したということは、関係が非常に深いように思われます。


果糖はブドウ糖よりも甘くて、特に低い温度でも甘く感じられるので、冷たいジュースやアイスクリームでもとても甘く感じるのです。

ちなみに、砂糖は、ショ糖と言って、ブドウ糖と果糖が結合しているものです。

甘さの順番は、果糖 > ショ糖 > ブドウ糖 となっています(温度によって異なりますが)。


ジュースを飲むということは、それは大量のトウモロコシを飲んでいるようなものなのです。

あんなに冷たいのに、とても甘く感じるなんて、不思議というか、ちょっと怖いと思います。

おいしいけれど、うかつに大量に飲むのは、気をつけるべきなのだろうと思います。


それにしても、トウモロコシってすごいものだと思います。

トウモロコシの糖分を液状にして、ガンガン飲みまくっていたら、やっぱり問題ですよね。

液体だから、あっという間に大量に摂取できてしまうというが、特に怖いと思います。叫び

いずれにせよ、日本人の発明によって、アメリカ人は劇的に肥満状態になったということです。

これから、人類の肥満度合いは、どうなっていくのでしょうか?


次回も、トウモロコシと関係が深い話ですが、ちょっとちゅうちょして書かないでいた内容です。

せっかく読んでくれている方のために、書いてみたいと思います。

すぐにおなかがすく理由に関する内容で、だいぶ怖い話だと思いますが、やっぱり知っておくべきことだと思いますので。

ダイエットをしたいならば、やっぱり知っておくべきだと思います。