前回の「食べ過ぎてしまう本当の原因」
http://ameblo.jp/pink-diet/entry-10522759844.html

では、化学調味料などの影響によって、「食べ物がおいしすぎる」ということが、食べ過ぎの原因であると説明しました。

考えたこともなかったという声が多くて、ちょっと驚きました。

あまりに当たり前すぎることで、かえって盲点となってしまっているようです。
化学の力は圧倒的なので、まともに戦わないようにして欲しいと思います。

・努力が足りないのではなく、もともとそういう食べ物だから、食べ過ぎてしまっているのである。
・まず、そのことに気づくことが大切である。
ということです。



今回は、本物の空腹感の見分け方(さらに細かい方法)です。


本物の空腹感とは、「栄養が不足しているよ」と体が送ってくる信号でしたね。
これは本能的な働きによるもので、あまり我慢せずに、従ったほうがよいものです。


一方、にせものの空腹感は、イライラや悔しさなど心理的な不快感によるもの、睡眠不足や体のコリから来る身体的な不快感によるもの、騒音、食べ物の味やにおい(化学調味料や香料など)の刺激など、五感への刺激によるものなどが原因となっています。


これらのにせものの空腹感は、どれだけたくさん食べても、満足してはくれません。
もともと栄養不足でおなかがすいているわけではないからです。

だから、にせものの空腹感には従わないようにしてください。



具体的な見分け方

本物の空腹感はおへその左側や左上のあたりに感じます。(左手の側です)

それ以外の場所から感じるような不快感(例えば肩や胸や頭のあたりが熱くなっているような感じ)は、にせものの空腹感だとわかります。


本物の空腹感は体の下の方から突き上げてくるような苦しさで、にせものの空腹感は胸から上が息苦しくなるような苦しさです。



本物の空腹感はおなかの左側でろっ骨の下のあたり(体の奥の方からという感じ。)。
にせものの空腹感は胸より上で、肩とか頭とか、なんだかよくわからない感じになることが多い。


本物は下の方から、にせものは上の方から。

この説明でなんとなくわかってもらえたら、それで終わりという話です。



ただ、もっと細かく突き止める方法を知りたいという人もいると思います。
そこで、今回はもっと細かい方法をお知らせしたいと思います。
文章で読むと、かなりややこしく感じると思います。
実際にやってみると、そんなに難しい話でもないので、よかったらやってみてください。


そういうわけで、今回の話は、まあ、そんな感じなのかなという程度で、軽く読んでいただけたらと思います。



本物の空腹感の発生場所であるおなかの左側とそれ以外の場所(例えばおなかの右側)とで、何かわかりやすい違いはないかと調べてみました。


すると、おなかの左側には、心臓の鼓動のような拍動を強く感じたのですが、おなかの右側には、ほんとに小さくしか感じられませんでした。


そして、そのドクンドクンという拍動と空腹感の苦しさが強く連動しているように感じました。


そのドクンドクンという拍動を強く感じる場所こそが、本物の空腹感の発生源であると言えるようです。



そういうわけで、おなかの左側のドクンドクンを感じてみてください。



おなかの左側に拍動を感じる方法

・まず、上向き(仰向け)に寝ころんでください。(寝る前や起きたときにでも試してみてください。)

・軽く息を吐いてください。(指を当てるときにおなかが膨らんだ状態だと、拍動がわかりにくいからです。おなかの筋肉に力を入れないでください。)

・右手と左手で、小さなmのマークかハートのマークを作ってみてください。
そして、両手の人差し指から小指までの4本ずつをおへその左上あたりに強く押し込んでください。

・必ず両手の指先を当ててください。
なぜか、片手だとかなり分かりにくいです。


おへその左側や左上のあたりに両手の指先を強く深く押し込むと、ドクンドクンと強く脈を打っているのがわかると思います。


ところが、おなかの右側に当てると、小さくしか感じることができません。


このおなかの拍動は、ろっ骨がなくて直接なので、心臓のところに手を当てるよりも強く感じたりします。

心臓の鼓動とまったく同じリズムで動いています。

心臓から大量の血液が一気に流れ出ていて、きっとその拍動なのだろうと思われます。


この拍動を強く感じる場所が、本物の空腹感の苦しさを感じる場所とまったく一致していて、本物の空腹感と深く関係しているようです。


実際に試してみると、本物の空腹感がどのあたりからやってくるのかが、より具体的に感じてもらえるだろうと思います。



それから、ようやく本題の話です。

空腹感のように感じる不快感が体のどのあたりから発しているのか、よくわからないというとき、いったいどうすればよいでしょうか?


瞑想をして心を静めて、不快感の発生源を探るというのも、一つの方法ですが、あまり簡単ではないですよね。



体の特定の場所、例えばおなかとか胸とか肩とかに手で刺激を与えて、その感覚と不快感を比べることで、どのあたりの場所から不快感がやってくるのかを突き止めることができるようになります。


足をさわられているのか、肩をさわられているのか、おなかの左側をさわられているのかなど、感覚の違いははっきりとわかると思います。
その刺激した感覚と不快感を比べていくと、体のどのあたりを刺激したときに、不快感の感覚と似ているように感じるかがわかるはずです。


そして、この体に刺激を与えるというときに、先に紹介した両手の指を深く押し込むという方法を使って欲しいのです。
両手でやったほうが、はるかにわかりやすくなるからです。



具体的にどうやって比較するかというと

例えば、おなかの左側を両手の指先で強く深く押し込んだ痛さ(痛さというほどのものではないですが)と、空腹感のように感じている「不快感」がほとんど同じ場所から発しているというふうに感じたならば、その不快感は本物の空腹感であると判別できます。


おなかの左側を両手の指先で押した痛さと、空腹感のように感じる「不快感」が、異なる場所から発しているように(もっと上の方からだなと)感じるならば、その不快感はにせものの空腹感であると判別できます。


このように、体の特定部分を両手の指先で強く押した刺激と比べることで、空腹感のように感じる「不快感」が体のどのあたりから発しているのかが、判別できるようになります。




まとめ

本物の空腹感は、おへその左側・左上のあたりで、下の方から突き上げてくる感じです。
にせものの空腹感は、胸から上、肩、首、頭のあたりで、上の方に感じます。


上向きに寝ころんで、軽く息を吐いた状態で、おなかの左側にドクンドクンという拍動を感じてみてください。その拍動と本物の空腹感は発生場所も同じで、深い関係があるようです。


おなかの左側に両手の指先を強く深く押し込んで、その軽い痛みの刺激と、空腹感と感じている「不快感」の発生場所をそれぞれ感じ比べてみてください。


空腹感と感じている「不快感」の発生場所がおへその左側や左上の当たりで、手を押し込んでいる場所とほぼ同じだと感じたら、それは本物の空腹感であり、異なる場所だと感じたら、それはにせものの空腹感だとわかります。



文章で読むと難しいように感じると思いますが、やってみれば、そんなに難しい話ではないことがわかってもらえると思います。


やってみて、こういうことはわかった、こういうことはわからなかったということを教えてもらえると嬉しいです。


また、あらためて、もっとわかりやすい見分け方をお伝えできると思っています。



次回は、「いただきますに科学的根拠はあるのか?」の予定です。

さて、どんな内容になるでしょうか?



P.S.

右手を軽く握ってグーにして、右手の手首をおへその位置に当てると、その右手のグーのあたりか、その少し上のあたりに、胃が位置しています。

そのあたりから感じる空っぽの苦しさが本物の空腹感です。


そのあたりからやってくる苦しさ(なんとなく下の方からやってくるような苦しさ)=本物の空腹感と、肩や胸や頭のあたりが熱くなって、息苦しく感じるような苦しさ(なんとなく上の方からやってくるような苦しさ)=にせものの空腹感を見分けられるようになって欲しいと思っています。


今回の話はちょっとややこしかったかもしれません。
わからなかったら、ごめんなさい。

もっといい方法をお伝えできるようにしたいと思っていますので、とりあえず、やってみてください。


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