こんにちは。
東京国立博物館で開催中の「浄瑠璃寺九体阿弥陀修理完成記念 特別展 京都・南山城の仏像」へ行ってきました。
順番に、奈良から東京へ来ていました。
 
南山城は、京都の最南部にあり、奈良県と接する場所です。
東大寺や興福寺などの大寺院を造るために、南北に流れる木津川を経由して、必要な木材を運んだそうです。
当時の人々は、大量の木材をどのように運んだろうと、気になります。
 
南山城は、平安貴族とつながりが深く、時代ごとに作られた仏像があることから、一時ではない、重要な場所であったことを意味しているとのことでした。
 
今回の展示では、平安時代に作られた仏像がほとんどでした。
ある鎌倉時代の仏像では、作った仏師が天平時代の仏像を研究した成果を感じると、紹介されていました。
 
千手観音菩薩立像の前では、細い指先をあれだけ彫るのは、神経も使うし、途中で折れたりしなかったのだろうかと、見つめてしまいました。
木造で、立像の高さも見上げるほどなのに、細かくてすごかったです!
 
TVerで「京都知新 #366京都南山城古寺の会・佐脇貞憲」という南山城を紹介されている回があり、こちらも参考になりました。

 

上野にある美術館や博物館へ行くと、駅前のお店に入ってから帰ろうかといつも考えるのですが、入った時は、パンダのカフェラテを飲むことが多いです。

 

今回も♪