こんにちは。
9月中旬を迎えて、先月より過ごしやすくなりました。
東京都写真美術館で開催中の「本橋成一とロベール・ドアノー交差する物語」を観に行ってきました。
 
たまには!?リュックではなく、お洒落心を持っているつもりで、出かけました。
PCで仕事をできることが多くなり、電車に乗っていても、女性のリュック率も高くなりましたね。
 
本橋成一とロベール・ドアノーは、炭鉱やサーカス、市場などの撮影で、似ているテーマで写真を撮って残しています。
 
人々の生活に寄り添って身近で撮影をしてきた、温かさとリアリティがとても伝わる展示でした。
 
1930年代のフランスで、街中で手をつないで牛乳を買いに行く日常シーンを撮った「牛乳を買いに行く子どもたち」と、炭鉱の狭い通路の中で馬も一緒にいるシーンを撮った「立坑内の馬、ランス」が、印象に残っています。
 
チンドン屋を撮影した写真では、子どもの頃、電車の中で移動中のお化粧などをしたままのチンドン屋さんに会ったことがあるのを、思い出しました。
 
上野駅の写真では、リーゼントの男性数人組を撮ったものがあり、今は全然見られないですが~。
 
1993年のベラルーシのある川の横で、シートを敷いた上にお酒の瓶とお皿とナプキンなどがセットしてある写真がありました。
ナプキンを使っていないので、これから人が来て宴会が開かれるんだったんだと、上野公園のお花見も、ここまでセッティングしてあったら、人が席取りに長時間いる必要はないのかも!?と思いました。
 
1Fのカフェで、「本橋成一とロベール・ドアノー交差する物語」をイメージしたブレンドのコーヒーがあったので、飲みました。
「生きる、喜び」というブレンドで、苦味が全くなく、奥行きもある味でした。
しっかりと毎日を生きていて、明るいイメージが、今回の展示と合っていました。