こんにちは。

すみだ北斎美術館で開催中の「隅田川両岸景色図巻(複製画)と北斎漫画」へ行ってきました。
常設展プラスという形で、企画展ではないですが、見応えたっぷりでした!
 
「隅田川両岸景色図巻」は複製画でしたが、全長約7mの絵で、墨田川を中心に、吾妻橋や回向院などが描かれていました。
一度、人の手を介して公の場所から姿を消し、その後、約100年ぶりに再発見された、幻の絵巻です。
北斎といえば、「富嶽三十六景」が有名ですが、こちらもとてもよかったです♪
 
『北斎漫画』は、北斎が弟子のために描いたお手本の絵を集めたもので、最初は出版する予定がなかったようですが、評判を呼んで15冊になったそうです。
 
実物大のレプリカが置いてあり、1冊ずつ全部中を見ることができました(^^)
題材が幅広く、自然、動物、人や出来事の他に、櫛などの職人関係の絵まで描かれていました 。
 

幕末から明治初期にヨーロッパへ作品が渡った、ジャポニズムを代表する葛飾北斎の美術館なだけあり、外国の方がたくさん来ていました。

小規模の美術館なのですが、さすが葛飾北斎です。

 

「隅田川両岸景色図巻(複製画)と北斎漫画」は、今年の11月26日(日)まで開催中とのことです。

幻の絵巻と、北斎が後輩のためにどのようなお手本を残したのか。

ご興味ある方には、おすすめです。