こんにちは。
東京は、途中で雨が降ったりやんだりしていましたが、傘を持っていなかったわりには、本格的な雨にはあたらずに帰って来られました。
 
最近ずっと気になっていた、東京国立近代美術館70周年記念展「重要文化財の秘密 問題作が傑作になるまで」へ行ってきました。
今日までだったので、昨日予約をして、仕事の後に何とか行くことができました♪
 
史上初、全部重要文化財の展示ということで、絶対行きたかった展示でした。
明治以降の絵画、彫刻、工芸の作品です。
 
菱田春草「黒き猫」は、5月9日から14日の今日までの展示だったそうで、観ることができてよかったです。
わずか5日間で描いた作品だそうで、黒猫の毛の部分が大好きです♪
 
高村光雲「老猿」は、猿を借りてきて、よく観察しながら創った彫刻とのことでした。
 
横山大観「生々流転」も、とてもよかったです(^^♪
 
明治の頃には、「問題作」として横によけられていた作品が、2000年頃になって指定されているものもありました。
和魂洋才で、西洋に勉強に行って自分の作品に取り入れたら、日本では指定作品には認められず、誰にでもわかりやすく、きれいに西洋のものを取り入れたほうが、認められたりする。
 
一番手や最先端をいく人や作品は、時代が後からついてくる。
苦労しますが、認められたら嬉しいはずです。