こんにちは。

今月25日まで、三菱一号館美術館で開催している「ガブリエル・シャネル展」へ行ってきました。

行く数日前に、日時指定チケットを事前にインターネットで取ろうとしたら、目の前で2分位のうちになくなりました。

 

というわけで、当日に並ぶことになりました!

40分位待って、やっと入れました。

 

来ている人は、男性は数えられるほどで、9割は女性。

あれほど有名なデザイナーの展示なので、男性ももっと来ていてもいいのではないかと思いました。

 

ガブリエル・シャネル(1883~1971)。

シャネルの仕事にフォーカスした展示は、日本では32年ぶりだそうです。

 

元々は下着に使用されていたシルクジャージーを服へ活用したり、アメリカやスペインの色の需要に対応するなどの柔軟性。

新しい素材を取り入れる、女性が動きやすいデザインにするなどの新しさ。

実用性と上品さ、快適性と機能性、古典的と新しさなどの相反するもののバランス。

 

イヴニング・ドレスは軽い素材を使っていて、黒一色のドレスが並んでいました。

黒一色なだけに、逆にデザインが引き立てられていて、いいなと思いました。

 

展示をよく見て行くと、表面的なものの変化ではなく、奥底に軸とポリシーを感じました。
 

シャネルは、1957年の雑誌「ELLE」の中で、作品をイメージする時は、理想をまず描いて、それから、そぎ落としてそぎ落として、決して付け足さないことと、答えていました。

また、香水やアクセサリーは、ファッションの延長との位置づけだったそうです。

 

香水は、ランコムの「miracle」が昔から好きですが、1921年に誕生したシャネルの「N° 5」も香りを試してみたくなりました♪

ファッションは、シャネルの作品と似ている、冬物の少しラメが入った襟なしの黒ジャケットを、仕事用に持っていたのを思い出しました。

 

渡り廊下から見た風景も、緑があって、ベンチでランチを食べている人も多く、気持ちよかったです(^^)