こんにちは。
2020年に東京ステーションギャラリーで開催されていた「開校100年 きたれ、バウハウスー造形教育の基礎ー」を見に行き、初めてバウハウスについて知ったのがきっかけで、『バウハウスってなあに?』を読んでみました。
(余談ですが、ついこの前のような気がしていましたが、もうあれから2年も経っていたんだ~とショックでした)
 
バウハウスは、建築家ヴァルター・グロピウスによって、1919年にドイツのヴァイマールに開校した造形学校です。
ナチスの弾圧によって、14年という短い期間で閉校していますが、後世に大きな影響を与えるモダンデザインの基礎を作りました。
 
「開校100年 きたれ、バウハウスー造形教育の基礎ー」では、ジャンルの違う芸術の統合を目指した独特な教育システムの紹介が、一番印象に残っています。
あの時代に、あの最先端の教育システムを作った力は、すごいと思って帰ってきました。
戦争の影響で、授業で使う材料を工夫していたのも、印象的でした。
 

バウハウスは、日本でいうと、伊藤博文などを輩出している松下村塾と似ているのかなと思いました。

吉田松陰が短い期間に教えた塾生には、明治維新で大きく活躍した著名人が結構います。

 
バウハウスについて、子ども向けにわかりやすく紹介されていた本を見つけたので、読んでみたのが『バウハウスってなあに?』です。
基本的なことがよくわかる本でした。