やっとホテルに着いた

 

契約パーキングが遠い!遠いぞ!

 

宿泊ホテルと契約パーキング!この長距離はおかしい!

 

駐車場をホテルの地下に作ってほしい

 

ホテルのフロントではアジアの客人(韓国、中国・・等々)が多く

 

外国語をしゃべっている。(何をしゃべってんネン)

 

九州や東北の旅行客も多く、聞きなれない言葉の会話が長々と続いた。

 

やっと俺の順番 「今日、予約していた○○〇です」

 

中略

 

フロントの女性「○○〇様 508号室です ごゆっくり」

 

エレベーターで5階に上がり、508号室に入った。

 

窓の景色は隣のビルの非常階段と壁で感動も何も無かった。

 

一人にしては広いな~

 

おぉ!ベッドはダブルサイズやん

 

でも

 

何か?居心地悪いな~

 

なんか解らんケド

 

しばらく部屋を物色したりテレビを観たりユックリした。

 

時計を見ると「19時か~」

 

お腹が減ったので飯食いに出かけることに

 

1階のフロントに着ついた。

 

俺はアレルギー性鼻炎のため鼻うがいをしたかったので

 

フロントの女性に「508室の○○〇です、今から1時間ほど食事に行きますので、

 

あと帰って来た時に塩が欲しいのですが?よろしくお願いします。」

 

フロントの女性は少し焦って「はい、お清めか何か?」

 

俺は 「いいえ、鼻うがいをしたいだけなので、少量でいいので」

 

フロントの女性 「かしこまりました。お気を付けてお出かけください。」

 

近くの繁華街へ徒歩で行った。

 

グルメそうな人の後を着けて(適当な店選び)

 

選んで入った居酒屋には大学のサークル、貧乏そうなサラリーマンの会や

 

オッサン草野球の会、パッとせーへん合コン、不細工な女子会等で満席だった。

 

店は、にぎやかを通り越してうるさく

 

あんま美味しくなかった(値段は安かった)

 

飲んで食べてすぐに店を出た。

 

ホテルにはすぐ帰らず、しばらくブラブラし久々の休日を楽しんだ。

 

ホテルへの帰り途中にコンビニで酒とおつまみを買って帰った。

 

なぜかフロントでテンコ盛りの塩を受け取り部屋で鼻うがいしてお風呂に入った。

 

それからも部屋でゆっくりテレビ観ていたが

 

でも

 

まだ、なんか違和感が気になっていたが「酒とおつまみが有るからエェか」と

 

その時は自分を納得させた。

 

 

 

 

 

午前0時も過ぎて深夜になると

 

 

部屋の中・・・? 人の気配・・・? 居る・・・?

 

誰か居る

 

絶対居る

 

その瞬間、壁の鏡に一瞬何かが映った!

 

「ええぇ」

 

テレビ横にあるラミネート加工のルームサービス広告に黒い影が見えた!

 

「・・・ぇ・・・マジで」

 

俺は霊感が全く無いのに(人生の中で霊体験はゼロ)

 

謎の気配がだんだん強くなり気配の数が増えているのは何となくわかった。

 

やばいな!

 

次は電気ポットのコードに付いてたタグが勝手に動いて落ちた!

 

「マジで嘘やろ」

 

ラミネートのルームサービス広告にまた黒い影

 

気配は・・・   誰か居る

 

あかんわ これは寝れへんわ(部屋の電気を消す勇気は無かった)

 

しばらく考えると風呂の鏡と通路の鏡が合わせ鏡になっているやん

 

そう言えば確か、この地域で大災害(歴史に残る大きな天災)があったよな・・・

 

この土地で何かあったんか・・・

 

深夜2時には部屋の状態は最悪!寝れる状態じゃない!

 

その後も数回、勝手に物が動くし黒い影もでるし気配あるし

 

早々と荷造りしチェックアウトのためフロントへ行くことに

 

 

 

つづく