私は結婚生活16年で 離婚
しました。
離婚したのは
もう13年も前になりますが
私の結婚生活は
何かがずっと・・・変でした。
でも、
当時の私は
何が変なのか、わかっていませんでした。
結婚した頃は
まだ若かった私。
自分がまだまだ未熟で
出来ない事だらけで
知らないことだらけでした。
だから
しっかり者のダンナさんのやる事、
言う事、いろんな事が腑に落ちなくても
それは私自身がダメだからだ。
そう思っていたんですよね。
そして、
自分に非があると思っていた私は
いつのまにか
『我慢することが当たり前』
そんなふうになってしまったんです。
そんな私の結婚生活の話です。
メアド教えてと言われても...
1番上の子が
幼稚園に入園した頃の話です。
初めての幼稚園。
娘にとっても私にとっても未知の世界。
とにかくママ友に嫌われないように
ハブかれないように(仲間外れのことです)
下手に目立たないように
気を付けなきゃ！
そんな思いでした。
いざ、入園式を迎え
周りのママたちを見渡すと.....
やばい！
明らかにみんな年上だ!
こわいこわいこわい
私はどう見ても
他のママさんたちに比べ
だいぶ若いかもしれん！
これはまずい！
目立ちたくないのに
変に若さが目立ってしまう
どーしよう、、、と
内心ハラハラしていた時に
1人のママさんから声を掛けられたんです。
『友達になろうよ』と！
なんてありがたいお言葉
もちろん
『ありがとうございます』
『よろしくお願いします』と私！
そして、次に
『携帯番号とメアド教えて』と...
でも・・・
『ごめんなさい...
私、携帯持ってないんです』
そう言った私に
そのママは『うそでしょ〜』
『あっ、まだ教えたくないよね』
『ごめんね、仲良くなってからだよね』と
言ってくれました。
まさか
本当に携帯を持ってないなんて
思わなかったんだと思います。
そりゃそうです。
当たり前にみーんな持ってましたから。
そんな中、
なぜ私が携帯をもっていないか。
わかりますか・・・？
(経済的理由ではありません)
こたえは
ダンナさんが
許してくれなかったからです。
私が携帯を持つことを
絶対にダメだと、反対されていたんです。
専業主婦がなぜ
携帯電話なんて必要なんだ！
家に電話があるだろう！
家にいるんだから
家の電話使えばいいだろ！
携帯なんか持たせたら
どこにいるかわからない(はっ？)
常に家の電話に出れるように
家にいればいいことだろう！
俺はお前が心配だから
家に居るように言ってるだけだ！
家にいるのに
なんで携帯が必要なんだ！
携帯なんか必要ない！！
などなど、いろいろと散々言われて
何度頼んでもダメでした。
幼稚園生活が始まって
たくさんのママさん達と
仲良くなることが出来て
幼稚園生活はとても楽しかったけど
携帯電話を持っていないのは
私だけ。。。
幼稚園の連絡網も
みんな携帯なのに私だけ自宅。
携帯を持っていない
だからといって、特別困ることも
不自由だったこともなかったのかもしれない。
どうしても携帯が欲しかったわけでもない。
でも、『なんでわたしだけ...』
そんな思いはありました。
何が言いたいかっていうと
この時、“世間の当たり前“が
我が家では当たり前じゃないのかも...？
みんなは普通に携帯持ってる。
誰もダンナさんから
反対なんてされてない。
“うちはやっぱり変なのかな？“
なんとなくそんなふうに思ったんです。
自分が感じている違和感に
もっと意識を向けるべきでした。
当時のことを思い出してみると
めちゃめちゃ変だよ！
絶対おかしいじゃん！って
わかるけど当時はわからなかった。
マインドコントロール。洗脳。
まさにそういう感じがあったんですよね。
だから逆らうとか、
意見するなんて出来なかった。
いつも
私が我慢すれば済む話...
そう思ってました。
いつも我慢が当たり前。
ダンナさんから何か言われれば
『あ...』『え...』『ごめん』
そればっかりだった...
外では誰もがうらやむいい夫。
でも、家では
誰も知らないモラハラ男(DV男)。
当時の私に言ってあげたい。
何のためにガマンしてるの？
ココロが壊れちゃうよ。
しなくてもいい我慢もあるよ。
心が壊れちゃう前に
早く離れた方がいいよ。って
過去の自分に
言ってあげたいです。
本日も最後までありがとうございました♡