無事に弁護士と契約を行い、過払い金があるのか確認してもらっていたが
1ヵ月くらい経過した頃、電話で連絡があった。
弁護士事務所「取引履歴を確認しましたところ、過払い金がありました」
「最大で、A社が250万円、B社が460万円となります」
私「そんなに?」
弁護士事務所「これに利息分を上乗せした額を請求することになります」
「争点もあるので、こちらに有利な金額、相手に有利な場合で」
「詳細の金額が記載された書類を送ります」
私「確認します」
弁護士事務所「対応をどうするかも選択できるのでチェックをお願いします」
私「対応の選択?」
弁護士事務所「長くなっても裁判を起こして最大額を返還させるか」
「利息分は請求せず、減額して和解するか等です」
私「分かりました。確認してみます」
まさかの合計700万円・・・
但し、A社とB社共に争点がありどうなるかは話し合いなるとのこと
1週間くらい経ち、書類が届いていた。
確認すると、こちらに有利な金額、相手に有利な金額、争点
今後の対応についてどうするか選択する欄があり、返送するよう書かれていた。
A社
こちらが有利な金額:250万円
相手が有利な金額:60万円
争点
全額返済してから10年以上経つので、時効を主張してくる可能性あり
B社
こちらが有利な金額:460万円
相手が有利な金額:220万円
争点
おまとめローンの契約時点で、取引の分断を主張してくる可能性あり
※取引が連続したものか、一度途絶えているか
転職時の脱退一時金で、A社・B社共に完済して返済する必要が無くなり、
生活も安定してきていたので、別段急いでお金が必要なこともないので、
A社・B社共にこちらが有利な金額で裁判を起こして返還を求めるにチェックし、
弁護士事務所へ返送した。
2ヶ月後、裁判が始まったことが電話連絡であり
やはり、想定していた争点を主張してきたようだ。
裁判は1ヵ月に1回とのことなので、長くなりそうだ。
さらに2ヶ月後、今回の裁判でB社から和解案が出されたとの連絡があった。
利息分の上乗せをしないのであれば、和解するとのことだ。
利息分を外すと350万円での和解となるそうで、
裁判を続ければ年単位で時間がかかるのと、
和解できずに最終的に判決が下った場合、
必ずしもこちらが有利な条件となるわけではないとのこと。
※取引の分断はされておらず、継続していると認められたようです。
契約の巻き直しをしたが、キャッシング・返済用のカード番号は同一の物を
使用していたので、同一の契約と認められた
過払い金部分については満額支払うとのことで、条件的には悪くないので、
受け入れてもいいと思うとの弁護士からアドバイスされた。
B社の和解案を受け入れることにし、
入金が確認出来次第、訴訟を取り下げる合意書を作成して双方合意し、
3ヵ月に弁護士事務所へ入金が確認されたので、訴訟を取り下げた。
私の口座に、弁護士事務所への報酬分を差し引かれた
約250万円金額が振り込まれた。
届いていた合意書には、訴訟の内容や和解金額、支払いが遅れた場合の
遅延損害金の支払い事項が記載されていたが、
訴訟内容は「不当利得返還請求事件」となっていてなんか怖くなった。
振り込まれたお金は、クレジットカードのショッピング枠、キャッシング枠
合わせて200万円を一括返済し、残りは貯金した。
恥ずかしながら、私は40代なのだが貯金は0円
残高50万円!輝いて見える。
晴れて借金0となり、毎月の給料は丸々使えるようになった。
パチンコは決められた金額までしかやらないようにしていたので、
毎月の生活はかなり余裕が出てきて、貯蓄したり積立NISAも始めた。
因みにA社とは和解できず、揉めている模様
時効を主張してきており、話し合いは平行線・・・