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☆ Pingtung Archives ☆

60代おばちゃんの徒然です。映画やドラマ、本、受験(過去)、犬、金融・経済、持病のIgGMGUSそして台湾とテーマは支離滅裂です。ブログのきっかけは戦前の台湾生まれ(湾生)の母の故郷、台湾・屏東(Pingtung)訪問記です。♬マークは音楽付き。

アメリカで起こり得る内戦を描いた映画として話題になっています。

米大統領選の投開票日である11月5日の前に観ておきたくて、連休最終日に行ってまいりました。

 

 

 

    

あらすじ(Filmarksより)

連邦政府から19もの州が離脱したアメリカ。テキサスとカリフォルニアの同盟からなる“西部勢力”と政府軍の間で内戦が勃発し、各地で激しい武力衝突が繰り広げられていた。「国民の皆さん、我々は歴史的勝利に近づいている——」。就任 “3期目”に突入した権威主義的な大統領はテレビ演説で力強く訴えるが、ワシントンD.C.の陥落は目前に迫っていた。ニューヨークに滞在していた4人のジャーナリストは、14ヶ月一度も取材を受けていないという大統領に単独インタビューを行うため、ホワイトハウスへと向かう。だが戦場と化した旅路を行く中で、内戦の恐怖と狂気に呑み込まれていくー

 

この映画、ネタバレも何もありません。

たとえストーリーを知っていても、劇場で観たら少なからずショックを受けます。

映像もさることながら、音がすごい。

冒頭からぴくんとする音に覚醒させられます。

 

映画の中では西部勢力と政府軍が対立する構図ですが、どちらに正義があるとも訴えません。(訴えていたら上映中止でしょう!)

あるのはアメリカ人同士の殺し合いだけ。

かすかにドラマがあるとすれば、新米の女性カメラマンの成長譚、とでも言いましょうか。

 

ここで思いっきりネタバレします。(これから見る方はスキップを)

 

オチは、3期目の権威主義的な大統領の最期、でしょうか。

ホワイトハウスで大量殺りくが行われ、最後まで逃げ回ったあげく吐いた言葉が

 

(そいつらに)俺を殺させるな

 

この、自分の保身しか頭にない大統領こそが シビル・ウォーを起こさせた元凶だった

 

というのがオチかな、と思いました。(←大外れしてるかも💦💦)

 

心に訴えるドラマなどない。

あるのは戦場のショッキングな映像と音だけ。

 

これ、意外と現実に近いかもしれません。

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新米カメラマンが使っているNIKON FE2 というフィルムカメラが印象的です。

いい写真を撮ります(ほんとにこれで撮ったかどうかは不明)

(画像はお借りしました)