厚生年金保険料が上がる!?~65万円から75万円へ上限引き上げ~
みなさん、こんばんは!ピンポン社労士ヒロカズくんです!今回は「厚生年金保険料の上限引き上げ」について、わかりやすく解説します✨YouTubeでも解説していますので、ぜひ、こちらもご覧ください1. そもそも保険料はどう決まる?🧾厚生年金保険料は、ざっくり言うと 「給料 × 保険料率」保険料率は 18.3%(会社と本人で折半💡)➡️ 労働者負担は 9.15% です。ただし「標準報酬月額」という考え方があり、給与には幅が設けられています。たとえば: 月収が19万5,000円〜21万円の人は「標準報酬月額20万円」で計算 ✅ → 20万円 × 9.15% = 1万8,300円つまり、多少の給与差があっても同じランクなら保険料は一緒!😊2. 今回の改正ポイント!📈これまでは「標準報酬月額 65万円」が上限でしたが、今後は 75万円まで引き上げ の予定です!(2027年9月〜を予定)これまでは: 月給 63万5,000円以上の人は一律同じ保険料(約5万9,475円)これが変更後は: 月給 73万円以上の人が新しい上限に!💡つまり… ✅ 月給 68万円〜70万円くらいの方は保険料がアップ!✅ 月給 75万円以上の方は、新しい上限で横並びに✨3. 「年収798万円以上」ってどういうこと?🤔ネットでよく見る「年収798万円以上が対象」という話。実はこれは「月給ベースで66万5,000円の人を12ヶ月に換算したもの」です。 66万5,000円 × 12ヶ月 = 798万円なので、 ✔️ 月給でそのくらいの方が影響を受けます!ちなみに、ボーナス(賞与)はすでに保険料がかかっているので、「年収798万円」といっても、月給がそこまで高くない方は今回の影響はありません😊4. 実際どれくらい上がる?📊具体的にまとめるとこちら👇 標準報酬月額 月給の目安 月額保険料(本人+会社) 増加額(月) 増加額(年) 68万円 66.5万円以上〜69.5万円未満 約6万2,220円 約2,745円 約3万2,940円 71万円 69.5万円以上〜73万円未満 約6万4,965円 約5,490円 約6万5,880円 75万円 73万円以上 約6万8,625円 約9,150円 約10万9,800円 🌟 月6〜7万円台というインパクトのある保険料に…!ただし、支払った分は将来の年金額に反映されるので、払い損ではありませんよ👍5. まとめ📌✅ 今までは「月給 63万5,000円以上」で保険料一律✅ これが「月給 73万円以上」に引き上げられる予定!✅ 月給68〜70万円台の方は保険料アップの影響あり💰✅ 「年収798万円」という数字は、月給ベースでの目安です🎯年間で約10万円以上上がるケースもあるので、対象の方は要チェックですね!以上です!今回の改定で影響を受ける方も多いと思いますので、ぜひ早めにご確認くださいね✨