大きくなったら、パパママを連れて世界旅行する〜
 小学生の頃から娘はずっと言ってきた。
 今年、夏恒例の家族旅行が新社会人となった娘からのプレゼント🥰

 ハッピー
 ハッピー

 私にはもったいないくらいの娘ですわ!
 二歳で宅急便を受け取り、おじさんにしっかりと挨拶できた〜
 保育園のキリン組で一番速く鉄棒の六つの技をクリアしたときの笑顔〜
 三人目出産で入院中、私の父は日本に来てくれた。
 日本語が勿論話せない、中国の標準語も上手く喋れないおじいちゃんの手足となり、買い出しや家事手伝いや病院の先生方との通訳までできた六歳〜
 厳しい全寮制の広州中学校で一人きり泣いていた〜
 受験期、成績順による座席替えで眠らなかった〜
 気が済むまで英語の字幕と徹夜で睨めっこ〜
 「犠牲はしょうがない」と大好きな絵画をやめた〜
 顔が可愛いから〜
 と安易に言わせるのが、ママも絶対に許さないよ。
 本当に!
 本当に何ことも根気強く、地べたに這いつくばるようにして頑張れる素晴らしい娘だから。

 娘を見てると 、一番辛かった頃の自分を思い出す。
 子供たちがいてくれたから普通でいられた。
 もし、子供たちがいなかったら、どんな風に生きていだろう!
 
 山梨も長野も海外も実はどこでもいい🥰
 毎年毎年の夏、家族旅行を続ければ 、世の暗黒を全て許せる気がしたよ。

 どんなことだって 
 何度だって
 なんても構わないみたい☺️
 一寸一寸の老いへの癒しはあなたたちとの一瞬一瞬の名残だからね