あらためて耳鼻科にかかりました。予想はしていましたが、失われた嗅覚を取り戻すのに劇的な処方は示されませんでした。まあ、そんなものあったらこっちもびっくりですけどね。今までの苦労は何だったのかと。
「手術という方法はありますが…」と医師。「はい、でも再発リスクが結構ありますよね」と私。「一度やったからといって完治するわけではありません」と医師。ならばやはり受ける気にはなれないなあ。
デュピクセントという製剤がありますが、好酸球性副鼻腔炎に著効を示す一方で、私のようなEGPA患者の場合、デュピクセントの投与で逆に全身の好酸球が増多したケースが報告されているようです。だから軽々には投与できませんと。
そんなこんなで今回、新たに処方されたのがリンデロンです。目薬に使った記憶がありましたが、鼻にも使うんですね。鼻腔が上向きになる姿勢を維持したまま、点鼻した後5分ほど放置。薬液が鼻の奥に到達していることが感じられ、確かに鼻の通りがよくなっている感覚はあります。でも、においはまだ復活しません。しばらく続けると効果があるんだろうか?とりあえず信じて点鼻するしかありません。
ところで、EGPAの治療薬として、ファセンラ(ベンラリズマブ)が去年12月に日本でも承認されました。ファセンラといえば数年前、ひどい息切れで這々の体で病院に行き、初めて注射(この一度のみ)され、帰りはまったく息切れがなくなっていて衝撃を受けたことがあります。
呼吸器内科の医師からは「耳鼻科で診てもらった後、特に嗅覚に変化がないようであれば、いまやっているヌーカラをファセンラに変えてみることも選択肢」と言われています。好酸球を直接叩くというファセンラ、副鼻腔に集まっている好酸球どもをやっつけてくれたらいいなあと期待は高まりますが…とにかく今はリンデロン様、お願いしますよ!