ああ、ほんと最高の旅行だった。1泊2日でここまでのエネルギーと満足感を感じることができるなんて~。忘れないうちに書いておくのだ~。
じぶん日記が長すぎるので、まず写真から~。
超ラッキーだった駐車場(詳しくは下の方の日記で)
ちょっと登ったところで。あの右側の丘にこの日はとても惹かれたのだ。
またずんずん登るとKeswickの町と湖もみえてくる。それと手前の新緑が素敵すぎ。
ランチのサンドイッチ。おいしそうだったんだけど、、、(詳しくは下の日記にて。)
これが頂上だと思ったんだけど、、、
頂上到着は2時だったんだ! こういうスクリーンショットって後で役にたつ! たかが931mなんだけど、Skiddawは登りたい欲求を満たしてくれるいい山♪
今は、ほんと緑が輝いている。
今は子羊の季節。ラムちゃんがたくさんいて、かなりかわいいよ。
ここ、、、何度も来ているのに、こんなのがあったって、初めて気がついた。
こんななーーにもないとこも歩く。
椅子取り合戦の繰り広げられたLatriggにて。ここの景色もほんと最高。UKで好きな場所ベスト5には入る!
泊まった部屋
部屋からの景色。 ここにバルコニーがあればよかったなあ。
ホテル宿泊者だけが、ここで飲むことができる。
ローカルビール!!!これが、どこか地方に行った時の楽しみ♪
お世話になったホテル。(当然)超高級ホテルじゃないけど、地方のいい宿って感じで、pingdao的に大好き系ホテル。
The Trout Hotel in the Lake District, Cockermouth | 4* Riverside Hotel
1週間のホリディ
6月の第一週目は、半年以上も前から休みをとっていた。というのも、昨年11月に予定した日本行きのチケットを今年の6月に変更していたからである。
しかしながら、まだ日本に帰る障壁が非常に高いので、日本への一時帰国は今年の10月に動かすことにした。10月ってのも、非常に微妙な感じである。はたして、今年中に日本に帰ることができるのであろうか。
ということで、ホリディはとってあるし、有給も余りまくっているので、休みはありがたくいただくことにした。
加えて、イギリスは5月17日よりレストランとホテルの営業が開始されている。
それなので、天気がよかったら湖水地方に行こうと企んでいたのである。
そして月曜日と火曜日の天気がかなりいいということが土曜日に判明していたので、ホテルが本当に営業しているか電話してみた。おまけに部屋も空いているということだったので、せっかくなのでその場で予約をした。
そして、そのホテルのオファーを聞いてこれまたびっくり。そこそこいいホテル(5ツ星とかじゃないよ)なのに、ディナー込みでかなりお得だったのである。予約をとってくれた女の人もめちゃくちゃ優しかったし、行く前から期待が高まるのである♪
なんだかこれ”風にのる”って感じかなあなんて思ってみた。ははは。
最近暗闇をあまり見ていない
イギリスの夏は、日がとても長い。6月の初め頃は朝の5時にはもう明るいし、夜は9時すぎまだ明るいのだ。
湖水地方に出発する前日も、海側の観光地に行っていたので、なんと3日間連続で4時台に起きて、夜は9時10時には寝ている。そのため暗闇をあまり見ていないというへんてこりんな感じになっている。
おまけに湖水地方は、かなり北になるので、ロンドン近郊に比べても日が長いようである。8時とかでもまだまだ太陽が元気いっぱいで、まだまだ沈みそうがない雰囲気なのである。夜寝ようとしても、まだ外が薄ら明るいのである。
イギリスに来た初めの年は、これがとても新鮮でなんだかとっても気に入ったのであるが、冬のイギリスの天候と日の短さが尋常ではないので、少しぐらい冬に分けてほしいと最近は思うようになったのである。
湖水地方への予想より近い道のり & 山を見て号泣
4時半に起きたまではよかったのであるが、前日のように友人が自宅に来るわけでないので、案の定、、、だらっとしてしまったのである。やはり、他人からのプレッシャーというのがないと、動作がトロくなるようである。5時半には出発したかったのであるが、戸締り、電源チェックなどをしていたら、あっという間に5時半を大幅に過ぎていた。
それでもなんとか朝の6時前には出発した。
Audibleを聞いたり、音楽をガンガンかけてかなり調子がいい。
そして、この前日もそうだったのであるが、やはり朝のドライブは最高なのだ。何といっても、車が全く通っていないのである。。。私の怪しい運転で他のドライバーをイラっとさせる確率が非常に下がるのである。
どんどん進むので、ナビの示す距離と時間がどんどん少なくなっていくのである。
途中、バーミンガムとかマンチェスターとかの文字はたまに目に入るのであるが、地図上の位置を考えるとまだここまでしか来ていないのかと絶望するので地図上のどこにいるのかはあまりに考えないようにする。ひたすら北に向かって、爆走(pingdao的爆走なので、大体制限速度ぐらいのことを指すのではあるが。)
そしてマンチェスターぐらいをすぎてからか? 標識にlakesと出てくるのである!湖水地方のことである。このlakesという表示を見ただけで、なんだかうれしくなり、ガッツポーズである。
そうして進んでいくと、高速道路の下りるジャンクションの少し手前で、山に囲まれた場所を突っ切ることになる。
なんだか、7か月ぶりぐらいのこの景色に、思わず涙が出てきたのである。
そして、やっぱり私は山が好きだと確信し、車の中で一人号泣したのである。
なんだか山たちが”お帰り”って言ってくれている気がするんだよねー。
そうして、もう何度も通っている道なので、ほとんど迷いもせずに、Skiddawの駐車場に到着した。
なんとまさかの11時半である。なんと5時間半で、ここまで辿りついたのだ。
たぶん私にとっては新記録だろう。というのも、朝早い時間に集中して運転できたことと、渋滞と全く無縁だったからであろう。
そして、湖水地方にはかなりの回数来ているので、なんだか慣れてしまった。おんなじことを繰り返すのは、新しいことをすることよりも脳には簡単みたいなのをどこかで読んだ。これは、本当のようである。
駐車場での幸運
さて、駐車場に到着したはいいが、かなり予想通り、車を止める場所がない。駐車場に来る前の道に、かなり無理やり路駐している車をたくさん見たので、たぶん駐車場はすごいことになっているんだろうなあと予想していた。
昼ぐらいだと朝早く登った人たちが下りてくる時間なので、1台ぐらいは出ていくんじゃないかなとも予想していた。
駐車場に到着し、うろうろしていると、車をUターンする場所もままならず、この駐車場で身動きとれなくなるか、、、と思って焦っていると、優しい人が少し下に行くと車を止める場所があると教えてくれ、おまけにこの駐車場の奥でUターンできるとも教えてくれた。
ああ、、よかった。少なくともUターンする場所があるのだ。
そうして、Uターンできるスペースまで行くと、その横のレクサスに人がいる。
ということは、この人はもう帰るのではないか?と期待してみた。
そして、聞いてみると、なんと!もう帰るのだという!
これは、めちゃくちゃラッキーすぎである。
その人には、朝早く来ないとスペースないよと言われるが、今日朝ロンドン(ちょっとうそ)から来たんだよーと言い訳をして、びっくりされ、彼のスペースを譲ってもらったのだ。
そして、上の方はものすごい風が吹いているとも教えてもらえたのだ。
ふう。これで、駐車場問題は解決である。
予想するにおそらく朝7時ぐらいまでだったらスペースはあると思われる。そして朝10時ぐらいがこの駐車場が溢れる時間、そして昼すぎぐらいから朝早く来た人たちがぼちぼち帰っていくような時間ではないだろうか。
普通のホテルに泊まると朝食は早くても朝7時か8時なので、登山口に到着するのはやはり10時ぐらいになってしまう。
けどホテルでおいしい朝ごはんもいただきたいので、こればかりは仕方がない。いつか1週間ぐらいアパートメントで過ごすってこともやってみてもいいかもしれない。そうすれば、かなり早い時間(人がいない時間)から歩くことができるのだ。
記憶より距離が長かったSkiddaw
さて、まさか昼前から山歩きができるとは、思っていなかったので、かなりいい気分で歩き始める。そして、天気は予報通り、最高だ!
(天気を狙ったからではあるが、、、)この日にこの時間に、ここを歩くことができる幸せを噛み締めるのである。
そして、ふと見上げると、なんだか山が高いし、斜面が急である。
もちろんSkiddawの始めの登りが急であることは、とっても認識していたのであるが、こんなに高かったかって記憶がないのである。
けどそんなことは、どうでもいい。約7か月ぶりの山歩きである。
急な斜面なので、辛いことはつらいのだが、なんだかこの久しぶりに登るという感覚がうれしすぎる。
一歩一歩進むにしたがって、当然標高が上がってくるので、景色が変わってくる。
ここら辺は、湖水地方でもpingdao大好きエリアであるし、今は新緑の緑が本当にまぶしすぎるのである。
少し登ると、Keswickの町とその奥に湖が広がり、昨年9月にも登ったCatbellsという山も見えてくる。
ほんと、ここら辺、、、いい山々が集まっているすんごいエリアなのだ。
何度見ても、本当に見飽きることなんてないかも。
前日の海岸近く観光地での修羅場かげんを知っているので、Skiddawの登山道でも渋滞が起こるくらいになるのかと少々心配していたのであるが、やはり山は大きいのか?そんな心配は無用であった。
まあ、そこそこの人とすれ違ったりはするが、ちょうどいい感じである。
途中でお腹がすいてきたので、ランチをすることにした。
ランチのためには、座ることができる岩などを探さなくてはならない。そして、景色もいい場所がいい。
ランチ場所問題は、結構大切なのだ。快適な場所で、楽しくいただくのがモットーである。
そうして、標高535mの場所に、ちょうどいい岩を見つけた。Keswickの町と湖とその後ろの山々を見渡せる場所。
最後のサービスエリアで買ってきたフムス、ファラフェル、ベジタブルサンドイッチをいただくのである。
サンドイッチは、本当にまあまあ。サービスでのレジに並びたくなかったので、このサンドイッチにしたのだが、、、次は違うのにしようと心に誓ったのであった。ははは。
サンドイッチの味はさておき、このすごい場所でランチを食べることができたことに本当に感動。本当に幸せすぎたのだ。
一応栄養は補給して、また先に進むのである。
人の記憶っておもしろい。Skiddawは、もうかれこれ4,5回目なのに、記憶にあったのははじめの登りだけ、後の記憶はほとんどないのだ。だがしかし、前にも登ったことがあるので、死ぬほど苦しいという記憶がないので、安心して登ることができるのだ。
これって、やっぱり何回も経験しているから、恐れとか危惧とかそういうのなしで登ることができる。
けどね、、結構覚えていないのだ。頂上に辿り着くまでに、こんな丘あったっけ?とか、いろいろ。
細かいことは、覚えていないけど、登った感を味わえるいい山だってことは、しっかり記憶にある。
レクサスのおじちゃんが教えてくれた通り、上の方はものすごい風がふいていて、終始風にあおられている感じである。
そして予想よりは遠かったが、頂上にはまあまあの時間にたどり着いた。
やっぱり何かを達成するってほんと気分がいい!
頂上では、そこそこの人がいるのに、なぜかアジア人の私に写真を撮ってくれと言ってくる2人がいる。私はディズニーで働いていたから?人の写真を撮るのが好きである。けど、このコロナの時世、おまけにここで唯一のアジア人に写真を撮ってくれっていうのかは謎である。ちなみに私はアジア人なのに、よく道を聞かれたりもする。
さて、今までのSkiddaw登山では、Skiddawより更に奥の大回りコースを歩くことが多かったのであるが、この日は駐車場の後ろの丘に惹かれていたので、そのまま来た道を戻ることにした。
安藤美冬さんのハートに従って行動するってこといいなあって思っているので、その真似である。
来た道を戻っているだけであるのだが、行きと帰りでは見る景色が違うのである。
特にはじめの部分の超急な登り=帰り道では下りになるのだが、そこの景色がすごかった。そういえばこの道を下ったことはあまりなかったとも気づくのだ。Skiddawのメインの登山道。最標高500m付近からの景色が、、本当最高なのだ。
何度も来たことがある場所なのに、いつも何か違う発見がある。
Latriggでの椅子取り合戦
さて、駐車場に戻ってきたのだが、やはり駐車場の奥の丘が非常に気になるのである。その丘には、羊がごろごろたむろし、羊の子供たちもたくさんいる。そして牛も奥の方に見えるし、カラスもばさばさいるみたいである。
ものすごくいい天気で、緑がきらきら輝いている。
羊たちの間を縫って歩いていくと、いい感じの道が続いている。ここは、ほんと小さい子供とかが楽しくお散歩する感じの道である。
そして、ちょっと見上げるとベンチみたいなものが見える。多分あれは、ベンチだろう。
ベンチだと思われる物体目指して、歩いていくと、私の右側の斜面から女の人が登ってきた。そちらの方にもどうやら道があるらしい。
そうして、私が目指していたベンチに、腰を下ろす。
あともう少しであそこに座ることを夢見て、歩いていたのに、あっさりと彼女に取られてしまったのだ。
”くやしい。。。。”
けどどいてくれなんて言えないし、しばらくしたらどこかに行くかなあと思って、近くのいい感じの岩で休んでいると、またまた他の人が来た。若いおねーちゃんで、彼女もあのベンチに座りたい雰囲気を醸し出している。
そしてベンチに座っていた女の人が去ったと当時に、下の方から若そうな男女がちょうどベンチに到着した。
ということで、その男女がベンチに座り、私と若いおねーちゃんは、椅子取り合戦に見事敗北したのである。
そのベンチは、Keswickの町を見下ろす本当に最高の場所にある。そして、ここは絶対にものすごいパワースポットだと思うのだ。
Keswickに来たら、絶対に訪れてほしい場所である。ここは、駐車場から徒歩30分ぐらいなので、スニーカー&普通の格好でもらくらく到着できるのだ。
初めての村 ホテル
さて、Latriggのすごい景色を堪能した後は、今日のホテルに向かって出発である。つい2日前予約したホテルである。去年の経験から、1,2日前のホテル予約でもなんとかなることが判明しているので、最近この手法を使っている。
さすがに、ロックダウン解除後で、スクールホリデーの週なので、有名なKeswickの町のホテルはほとんど空きがない。
おまけに、Keswickは、ここら辺では大きな町なので、あまり泊まりたいとは思わない。どちらかと言えば、もっと田舎村とか自然の中の一軒宿とかの方が好きである。
そうして、Cockermouthという村のホテルに空きがあったので、ここに泊まることにした。
ただ本当に営業しているかどうか確かめるために電話をしたのに、対応してくれた人が優しくて、おまけに部屋とディナーの予約まですぐやってくれたのだ。物事がスムーズに進むって、とても気分がいい。
Skiddawの駐車場からCockermouthの村までは、30分ぐらいだったか、湖の気持ちいい道を通っていたらいつの間にか到着した。既に5時を過ぎているのに、太陽がぎらぎらしている。まだまだ当分沈む気配はない。
ホテルは、川のすぐ横であった。川のそばには、テーブルをイスが置かれていて、何人かが楽しそうにお酒を飲んでいる。
私も後で、ここでお酒を飲むぞと決心して、まずチェックインするのである。
さてさて、久しぶりのホテル滞在なので、多少コロナ対策が気になる。
ホテルのあちこちには、消毒ジェルが置かれ、部屋のドアには、消毒済みたいなシールが貼られている。
こんな感じたとなんだか安心する。
お部屋は、普通の部屋より多少いい部屋にしたので、多少広めで、とても快適。バスタブもあるし、まずSkiddawで埃まみれになったこの体をなんとかしなくてはならない。
ドロドロに疲れて、シャワーを浴びるこの喜び。ほんと何にも代えがたい。
至福のシャワー時間を過ごして、ディナーに行けそうな服に着替える。
そして、さっき見たテーブルで、早速ビールをいただくのだ。
疲れているけど、自然のエネルギー充分に吸収した状態でいただくお酒。。。本当に最高なのだー。
川のすぐ横の場所は、混みあっていたので、ホテルのガーデンでいただいた。誰もいなくて、超快適。
思う存分地図や本を広げて、明日行く場所を働かない頭で検討したのである。
ご褒美ディナーとワイン
やはり?予約が遅かったからであるが、ディナーは8時15分からしかテーブルが空いていないということなので、8時15分から。けど、それまでに明日の予定とかも考えることできたし、本当にちょうどよかったのである。
ここのホテルのディナー付きプランなので、25ポンド以内であれば宿泊料金に含まれているということだった。
このプラン、本当にお得であった。
けど好きなものを飲み食いしていると、25ポンドなんて、当然すぐ吹っ飛ぶのだ。
一番惹かれたニュージーランドの白ワインでまず超幸せになる。
それから、スターターは、スモークサーモンとポテトサラダ。(日本のポテサラってイメージじゃなくて、ポテト角切りを固めに茹でたのとレッドオニオンがいい感じのドレッシングで和えられていておいしかった!)白ワインと最高に合ったのである。
メインも、サーモンに。これまた、、、最高であった。やはりイギリスのサーモン、、ほんと絶品である。
そして、案の定デザートの余地はなく、近くのテーブルの人たちがめちゃくちゃおいしそうなアイスクリームをいただいているのをいいなあと見守っていたのである。
今日一日の幸福感に包まれて、予想通り爆睡だった。最高に幸せな1日だった。
4時半起床
5:00に出発予定だったが、5:50に自宅出発
11:30 Skiddaw駐車場到着
11:30 Skiddawへ出発
15:30頃? 駐車場に戻るが、せっかくなのでlatriggまで散歩
17:00 Cookermouthのホテルに向かって出発
18:00前 ホテル到着
20:15 ディナー
記憶が飛んでる気が。。。
Have a nice Evening
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初めてのネパールで感じた衝撃を一緒に体験してください~。
1人でも多くの日本人(特に若い人や女性)が、ネパールに興味をもってもらって、実際にネパールに訪れる人が増えることを願って書きました。
感想聞かせていただけたら、本当にうれしいです。