海外会社社長がADHDを乗り越える!

海外会社社長がADHDを乗り越える!

ADHD持ちの海外会社社長。
今までADHDをどう乗り越えてきたか、
そしてこれからどう乗り越えて行くのか、
気の向くままに綴って行きます。

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僕は人の話が聞けません。


短い話なら懸命に集中してどうにかなりますし、


1対1など、聞き返せるような状況だと問題ありませんが、


大勢人がいたり、話を遮ることの出来ないような場合、


すぐに他の事に意識が移ってしまい、話の意味が分からなくなってしまいます。


また、電話も苦手です。


近くで他の人が喋り始めたり、


何かが視覚の中に飛び込んできたりすると、


そちらに簡単に意識が移ってしまいます。




こんな有様ですから、本当に小さい頃から苦労しました。


学生時代は、授業が全く理解出来ませんでした。


しかし、これはそれほど大きな問題にはなりませんでした。


学生は、授業を聞いていなくても、ペーパーテストで良い得点を取ればいい訳です。


無論授業を聞いているのが、良い得点への一番の近道なのでしょうが、


それが唯一の方法ではありません。


授業時間以外に、参考書相手に必死に勉強しさえすれば、何とかなりました。


暗記が苦手ではありましたが、そのかわりに論理的思考が得意であったため、


集中が途切れたら終わりである「英語のリスニング」を除くと、


人並み以上の得点をとることも不可能ではありませんでした。





しかし。


社会人になると、そうは行きませんでした。


上司の命令が理解出来ない。


会議の話題が理解出来ない。


電話で取引先の話を聞き間違える。


報告をしていても、聞き返されると言葉に詰まる。


これでは会社員失格です。


勤務時間外に努力して追いつこうとしても、


「残業代目当てだ」と看做され、考課は悪くなるばかり。


お陰で、どんどん卑屈になり、そして普通の話ですら聞き返すことができなくなり・・・・




僕は、典型的な「勉強は出来るが仕事が出来ない」タイプでした。






では、この状況をどうやって乗り越えたか?


それは。



「海外に出ろ」




・・・・ワンパターンで申し訳ない。


しかも、この問題に関しては、


「日本語ですら人の話が理解出来ないのに、


外国語だったらもっと理解出来ないじゃないか!」


という突込みが当然だと思います。





しかし。


ここで、逆転の発想です。


「外国語だからこそ、理解出来てなくても仕方がないと思ってもらえる」




仕事上、「人の話が聞けない」事で最も問題になるのは、


取引先との商談の際でしょう。


何度も何度も問い返すことが出来ませんから。



しかし。


僕の会社には通訳専門の人がいます。


しかしこの人とて、日本語が幾らうまいとは言っても、所詮外国人。


どれだけ流暢な通訳をしても、僕が「は?」と問い返したりすると、


「自分の日本語が悪いのか」と思ってくれるんですよね。


勿論、取引先の人も、通訳の責任だと思ってくれる。


何度も何度も問い返しても、それによって僕の評価が下がることは一切ないのです。


(通訳さんには申し訳なくて、その分給料を弾んでいます!)





どうせ出来ないのなら、出来なくても当然の環境に行けばいい。


人の話が聞けない皆さん。


是非海外に行きましょう!