海外会社社長がADHDを乗り越える! -2ページ目

海外会社社長がADHDを乗り越える!

ADHD持ちの海外会社社長。
今までADHDをどう乗り越えてきたか、
そしてこれからどう乗り越えて行くのか、
気の向くままに綴って行きます。

僕はとにかく退屈が嫌いです。


小さい頃退屈を感じるのは、せいぜい学校の授業中ぐらいでした。


しかし年齢が増えるにしたがって、好奇心が磨耗してきたせいでしょうか、


退屈を感じる、そしてそれに苦痛を覚えるケースがどんどん増えてきました。


仕事中は勿論、電車や風呂やトイレでじっとしていること、果ては出歩くことでさえ、


どんどん退屈に感じられるようになってしまいました。




まだ仕事中は大丈夫です。


好きな事を仕事に出来てますから、「過集中」で乗り切れます。


ただ、その後の虚脱感はひどいものです。


仕事の後に出掛ける気力はまったくありません。



それに加えて、海外在住ですので、言葉の問題もあります。


表層的な会話しか出来ないため、人との会話も本当に億劫で、退屈。


お陰で、仕事の後は、家で一人っきり、誰とも喋らずに毎日を過ごしています。




と、いうわけで。


日常面では全く乗り越えていません。むしろ苦しんでいます。


しかし!


ある程度は、乗り越える方法はあります。


それは・・・・




「途上国に行け!」




僕の住んでいる場所は、海外とは言っても、先進国です。


日常、やはりそれほど刺激はありません。


その分、一週間ほどの休暇があれば、僕は必ず途上国に出掛けます。


ちなみに、若い頃は、年単位で途上国に出掛けたりもしていました。



途上国と言っても、タイや台湾等、観光客の多く来るような場所ではありません。


インド南部、パキスタン、アフガニスタン、イエメン、チベット、ルワンダ、ペルー・・・・etc。


勿論、ツアーではなく自由旅行、いわゆる「バックパッカー」としての旅です。




そこには「非日常」「刺激」が満ち溢れています。


退屈する余裕なんてありません。


正直、かなり辛い事も多いです。危険も多いです。


僕自身も、事故や強盗にあうような経験は何度かあり、


その度に打ちのめされて苦しみました。


でも、その分、そんな僕を助けてくれる人が必ず登場しました。


いつも、失った物よりももっと沢山の物を得て、無事に帰ってくることが出来ました。



勿論、ずっと非日常の中にいる事は出来ません。


お金の面はほとんど心配ないのですが(一年途上国にいて、50万円程度しか使いませんでした)、


将来設計や、その他の問題もいろいろありますから。


やはり、普通は半年に一度、一週間~二週間が限界でしょう。


でも、一週間も非日常の中に居さえすれば、


そこで多くの刺激を得ることが出来ます。


その反芻だけで、三ヶ月は楽しめる。


その後三ヶ月は、次にどこに行くか物色する事を楽しめる。


そういう感じで、半年の退屈を乗り越えて行く訳です。




今でも、通いなれた通勤ルートを歩いているような時、


不意に十年前初めて訪ねたインドの喧騒が目の前にはっきりとよみがえり、


その中を歩いている気分になったりします。


テレビでチベットの映像が映ったりすると、十数年前の旅の過酷さと、


それを乗り越えた時の感動を思い出し、思わず泣きそうになったりもします。




ADHDの皆さん。


途上国に行きましょう!