脳梗塞発症後、自宅療養中の父黒ポメ


倒れて以来左半身が麻痺してるので顔も洗えない。


ちょっと汚いお話で申し訳ないんですけど…





ある日、鼻の中がカピカピになって鼻ク〇もカピカピになって


鼻の中がつっぱっているせいか 『鼻毛が痛いびっくり 痛いびっくり  って大騒ぎしてました。


でね、あまりに痛いから 『鼻毛切ってくれびっくり  って言うんですけど


当然、私はそんなの絶対的にお断りなワケで…がびょーん



結局、ベットで横になっている父の鼻毛は母が切ることになりました。


父が元気な時に使用していたであろう、小さな鼻毛用のハサミを使って切る。


でもね、どーもハサミが小さすぎて上手く切れないらしい。


そしたら、母、居間で使ってる普通のハサミ持ち出してきた。


indigo 『っていうか使うのはいいけど、おとーさんの鼻毛切ったハサミなんて以後使えないから


ちゃんと別にしておいてね!』 って言いました。


そして母は、その普通のハサミを使い半笑いしながら父の鼻の穴にハサミを突っ込み


チョキチョキ鼻毛切ってました。全くもって仲睦まじい姿光景でした。






そして昨日の晩。


私、封筒開けるのにハサミ使いたくて居間のハサミ探してました。


そしたら例のアレ。おやぢの鼻毛を切ったでしょ!?っていうハサミがあった。


indigo 『おかーさん!こんな所に鼻毛切ったハサミ置いておかないでよ!』


母 『はぁ?そんなデカイハサミで鼻毛なんか切る訳ないじゃないの!』


indigo 『いやいや、この間これでおとーさんの鼻毛切ってたでしょ!私ちゃんと見てたもん!』


若干キレ気味な母。


母 『だ・か・らぁぁぁ!!こんなデカイハサミで鼻毛なんか切らないわよ!』


indigo 『最初、小さいので切ってたけど切れない!とか言って普通のハサミ使ってたじゃん!』


母 『こんなの鼻の中に入る訳ないでしょ!こんなデカイの使いません!』


…と母と私の口論が続く。



こうだと思ったら絶対に引かない母。私もムキになってきた。そこで父親に


indigo 『ねえ!この間鼻毛切るのにこのハサミ使ったよね?』 と聞いてみる。


父満面の笑みで






黒ポメ 『使ったよハート




ね、だから言ってるじゃん ぴーすかお


しかし母、まだ納得いかない様子だった。




父親、半分ボケちゃってますけど、どーでもいいことはしっかり覚えてるんですよね。


このハサミで鼻毛を切ったか切らないかなんてどーでもいい事なんですけど


そんな事を一切知らない妹は、普通に使ってたらしい…


かわいそうな妹。