若い頃のようにぐっすりと眠れることのない齢です...

寝つきは悪くないものの、眠りが浅いというか、少し寝てもすぐに目が覚めてしまう感じ。ひどいときはそこから再び寝つくことができなくなってしまいます。

 

そんな私が今はまっているのは、YouTubeで朗読を聴きながら寝ること。最近は、未解決事件の考察や怖い話を聴いています。

 

先日も、本当にあった怖い話的なものをうつらうつらしながら聴いていました。それは、幽霊に出会って怖い思いをした後、なんとか逃れてほっとしたと思ったところで、耳元で「ここにいるよ」という声がするガーン...というよくある展開。こういうの多いよね、と思っていたら、その後の解説でビックリ。それはホノルルで起きたお話しでした。

 

 

そりゃ同じ人間が生きているわけだから、怖い話は日本だけじゃないよね。じゃあハワイの怖い話聞いてみたい!と思ってさっそく調べてみました。一般人の怖い話は見つかりませんでしたが、ハワイの観光スポットにまつわるお話をいくつか読むことができたので、そのうちの何個かをご紹介したいと思います。

 

 

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最初に見つけたのは、怖い話というよりはほっこりしたお話し。

イオラニ宮殿では、ハワイ王国の最後の女王リリウオカラニの鼻歌を聴いたという人のお話が残っていました。

 

 

鼻歌なんて、幽閉という環境でも明るい気持ちを持って生活してらっしゃったのかと少し嬉しい。

アロハオエを作った方の鼻歌、本当なら逆に聞いてみたいです。

 

 

それから、本当に怖いハワイのお話といえばなんといっても「フアカイ・ポー」。別名「ナイト・マーチャー」。有名なお話なので、聞いたことのある方も多いと思います。

 

フアカイ・ポーというのは、何百年も前に戦いに敗れて死んだ兵士たちの行進です。これに出会うと、必ず死んでしまうらしいのです!だから、真夜中に、大勢の足音とともに太鼓やほら貝の音が聞こえてきたら、絶対に見ないようにしてすぐにその場から離れなければならないのだそうです。

 

これが現れるのは、一箇所限定ではないところが怖い。私が見た記事では、オアフ島なら、パリ・ハイウェイ、キング・ストリート、クアロア・ビーチといった聞きなれた地名も!ま、真夜中に行くことはないけどね。

 

 

一番有名なのは、ヌウアヌという古戦場跡だそうです。あー、ここ行ったことあるー!!

 

昔の(今も?)パッケージツアーでは、ホテルのチェック・インまでの時間を、バス観光でつぶす、というのがあったと思います。私も初ハワイでは訳も分からずそんなバスに乗りました。その時の観光コースにこの場所が入っていたのです。

 

 

今ではこんな看板もあるみたい。沢山の兵士がこの場所で亡くなったのですね。

当時はフライトの後でぼーっとしてたし、早くホテルに行きたいよーと思ってよく説明を聞いてなかったのかな。こんな怖い話のある場所だったとは。

 

 

地図で見ると、けっこう遠いな。きっと空港からワイキキに向かわず直接行ったのでしょう。

 

 

観光旅行で真夜中に出歩くことはないと思いますが、万が一ナイト・マーチャーの音を聞きつけてしまったらどうすればよいかを、最後に書いておきたいと思います。

 

裸になって(!!)、地面にうつ伏せ、どんなにマーチャーに踏まれてもじっとしているのだそうです。運が良ければ気付かれずに生き残れるそうですよ。

 

 

piney