を飲むことにしました。
ハワイアン航空のゲート付近の広くて綺麗なコンコースにあるバーのカウンターに陣取りさっそくビール。うまし！
おなじみKONA Brewing
です。
いつもはこの1杯で終わりなんだけど、お隣りに座っていた女性2人が飲んでたブラディメアリーがあまりにも美味しそうで、時間も十分あるし思わず追加。バーテンさんが「single or double？」と聞くので「single，please」と言ったのに、カウンターにかがんで「doubleの方が美味しいよ」なんて小声で言うもんだから、そのあまりの営業センスにダブルにしてしまいました。
セロリは飾りではなく、バリバリと食べます。いやもしかしたら飾りなのかもしれないけど、2人の女の人たちが「Airport breakfast」と言ってバリバリと食べていたし、私たちも食べました。とても美味しかった！
そうしてしばし機上の人となり、羽田空港に到着。
帰って来ちゃったよー。
バゲジ・クレームで荷物を待っていると、お、ワンコが働いています
微笑ましく見ていると、私の方に歩いてきて、私の前で「ワン」といってお座りしました。働く犬も犬好きが分かるのか？そうかそうか、よしよし
と思ったのは一瞬。気付いたらハンドラーの方が目の前にいて「この子がおかばんの中に何かあると言っています」と言われました。わーお！初めてワンコに捕まった！
え？クスリなんて持ってないよ！あ・・・もしかして
そういえば、行きも帰りも機内アナウンスで「入国の際の食べ物の持ち込みは禁止です」って言ってたのでした。機内で提供された食べ物や持参したおやつは「機内で食べきってください」というアナウンスが流れて、「こんなアナウンス以前はなかったなー コロナのせいでさらに厳しくなったのかなー」と思ったことを思い出しました。そして、私のカバンの中には、空港でブラディメアリーのおつまみにしたチートスと、朝食で食べきれなかったKAI Coffeeのバナナ
ブレッドが入っている！ヤバい！！チートスはいいけどバナナブレッドは死守したい！
ここまで2秒くらいで考えたと思います。
動揺を押し隠し、笑顔で「あ！お菓子入れたままでした。すいませーん」とできるだけ余裕で言いながら、チートスをスケープゴートに差し出そうとすると... 「そうなんですね！ごめんなさい、間違えちゃったみたいです」と言って無罪放免になりました。チートスを渡す必要もなかったです。
おいしそうでしょう？ごめんなさい、あきらめられませんでした。
果物が使われてるから反応したんだよね。とても優秀な探知犬と思います。
ワンコは一度「ワン」と言ってハンドラーさんに通報した後は、一言も言わず、大人しくおすわりしたまま「あなたが悪い人だって知ってるよ」という目で私を見ていました。
ハンドラーさんもぜんぜん威圧的でなく、終止笑顔で穏やかに話してくれました。
まぁ私が無害に見えたのもあるのでしょうが（無害です）。
バナナブレッドが見つかっていたら、ボッシュートの対象になったのかな。だとしたら本当にごめんでした。
あの後、あの子が誤認逮捕を責められたり、スナック菓子に反応しないよう居残り特訓受けさせられたりしてないことを祈ります。
ワンコの写真は農林水産省のウェブサイトからお借りしました。（バゲジ・クレームは正真正銘撮影禁止ですからね。）
動植物検疫探知犬について：動物検疫所 (maff.go.jp)
piney