私たちが泊まったPagoda Waikikiのお部屋の名前になっていた Pauahiさん
中に入ると写真も飾られていました。
この時点でやっと人の名前であることに気づく私たち。失礼ながら存じ上げませんでした。
外からホテルを眺めると、2階のお部屋のうち、プールビューのバルコニーが付いているのは中央の何部屋かのみ。つまり、良いお部屋にこの方のお名前が付いているのです。
普通に有名な王族の方といえば・・・?
カメハメハ大王、キング・カラカウア、クイーン・カピオラニ、プリンセス・カイウラニ、最近覚えたリリウオカラニ女王…
あとは銅像やハイウェイの名前で知っているプリンス・クヒオ、ルナリロ王。それくらい。
その中で、限られたプールビューのお部屋に知らない人の名前が付いてる!
ってことでさっそく調べました。
ビショップさんと結婚してビショップミュージアムを創建した方でした!!
思ってたより時代が古くて、1831年生まれ。日本で言ったら江戸時代の方でしたよ。
王族の生まれなので許婚がいたそうですが、ビショップ氏と恋に落ちたパウアヒは親の反対を押し切って18歳で結婚したのだそうです。そのため、結婚式には親が参列しなかったばかりか王族の出席者もほとんどいなかったとか。
その後二人は博物館のほか、学校をつくってハワイの子女の教育に尽力します。
映画になりそうなお話ですね。
ここには転載しませんが、ビショップ・ミュージアムには結婚当時の二人の写真が飾られています。まっすぐな眼差しの若い二人がとても素敵です
何かの縁だからビショップ・ミュージアムに行こう!と思ったけど、バス停から少し歩くらしく、治安を危惧して今回はやめました。
次回はきっと行きたいです。
実は彼女の銅像はほとんどの人が目にしています。私も知らなかっただけで何度も見てました。
ロイヤル・ハワイアン・センターの中庭にあるのがそれです。
ハワイでは尊敬の対象として有名な方なのかな。
しかしなぜロイヤル・ハワイアン・センターなのでしょうか。
それはロイヤル・ハワイアン・センターがある土地を所有していたのがこの方だからなんだそうです。
ハワイ全体の9%に相当する土地を所有していたらしいですよ!
こんな風に少しずつハワイのことを知っていくのがとても楽しいです
piney