ボスの野望
こんにちは。日本郵政株関連ニュースに刺激を受けて株取引をはじめようと思い立ったはいいが、振込み名義名を間違えて、取引どころか口座開設すらままならない幻のトレーダー、中年デスク・長い方です。

昨日は月に一度の「全体会議」日。会議スタートは午後6時。決算用に必死に作った数字データを見ながらの総括の合間にも、あちこちからちょこちょこと無駄話が飛び出してきます。
もともと本筋よりも脇道に気を取られがちなタイプなのですが、会議終了後のメモを見て自分でも「お前は何の会議に出ていたのか?」と自問自答。業務連絡であろう走り書きよりも目に付く形で「社長は毛根界のスーパーモデル級」(フクヤマ超え)、「前世が蚊だと分かった瞬間」「かけごえの鬼」など、脈略のない文言が速記並みの悪筆でびっしりと書き込まれています。
さてそんな会議中に一番盛り上がった話題が「前世・来世占い」であったということはさておき、今回の会議で発覚した衝撃の事実だけ取り急ぎご報告いたします。もろもろ白熱した会議中に出た「(年配のご婦人方に受けのいいボスが)老人福祉施設でライブをするのはどうか?」という話の際に、社長がもらした「野望」。それは「いずれラジオまつりのようなイベント会場を俺のおばあちゃんたち500人でいっぱいにする」という、どの角度で切り取っても突っ込みどころ満載のたくらみです。俺のおばあちゃん達? それはジャニタレどもが使いがちな「子猫ちゃん達」みたいな意味合いなのか? 社長のいっぱいの単位は500人なのか? そもそも社長のターゲットゾーンはそこなのか?
壮大なのかどうかすら疑問に残る野望を熱く語る社長の背後をふと見上げたら、既に時刻は午前0時! すみません、続きはまたにしてください。