全身乾燥注意警報発令。
中国語みたいやな。
思い出話の、始まり始まり~♪
あれは、げんごろうが小学1年生の頃。
それはそれは、純粋無垢で無邪気でおてんばやった頃。
学校で、学年ごとに出し物を披露するという発表会があり、
我々1年生(全4クラス)は、歌を唄うことになりました。
歌は「ドレミの歌」。
そこまではよくある話ですがね。
ナント、その歌を〝英語〟で唄ったのであります!
何度も言いますが、小学1年ですよ!?
しかも今と違い、英語にちっとも慣れ親しんでない
田舎の、鼻ったれ小僧ばっかでございます。
学年主任(やったと思う)の、
体格も気迫もある、女性教師(昔で言うおんなせんせ)が
黒板にカタカナで歌詞を書き
それを〝ド〟からひとつづつ教えてくれたのです。
私たちは言われるがまま素直に復唱し、練習を重ね
そして見事、発表会で全て唄いきったのであります。
今だにバッチリ英語で唄えるのも、その先生のお陰です。
今考えますれば、よくそんな思い切ったことをやったものだと。
「そんなの、無理ですよ!」と言った、担任もいたに違いない。
それを押し切って、そしてやりきった、そのおんなせんせの気合いに
今は感動し、感謝しとります。
今の時代、そんなことをやりきる先生って、いるのかねぇ?
キレイ事ばっか言ってた先生より
キャンプでもないのに、学校のすぐ外で、
飯ごう炊飯をして、皆でカレーライスを作らせた先生とか
道徳時間に、素敵な映画を見せてくれた先生とか
冬の夜、先生の家に数人集合し、
澄み切った夜空の下、ひとつひとつの星座を教えてくれた先生とか
そんな先生が教えてくれたことの方が、今でもしっかり記憶にあるし
大人になった今でも、興味を持ち続けていることのひとつになってる。
子供って、冒険好きだからね。
無難なことされたって、なんの刺激もならんしね。
刺激がなければ、感動もないってことサ。
感動がなければ・・・・・あとはそれぞれの考えで。
そして、
さっきのおんなせんせは
その数年後、ある小学校の校長先生になりました。