チャトラ・ママの茶のみ話 -2ページ目

チャトラ・ママの茶のみ話

民間企業でOLとして活躍中?だったママが、19年5月に肺がん(ステージ3B)と診断されました。その後、社会復帰を果たしアルバイト公務員として元気に働いていました。そんなママが健康な人も、持病のある人も、読んで元気の出るようなブログを目指して書いています。


肺がんになってから、もう8回目のクルーズになります。
今回は大井埠頭発着なので、チェックイン会場の品川
インターシティーまで、タクシーで行けるので、非常に助かります。
申し込み時期が、出発のほぼ一か月前でしたので、
申し込み=キャンセルチャージ100%という事もあり、行けるかどうか
とても心配でしたが、どうにか行けそうです。
今回は、直前に仕事で行けなくなった息子を除いて
7人で行きます。
7人という人数は微妙で、タクシー2台か、ミニバス1台になります。
香港のクルーズターミナルが、整備が遅れているらしく、タクシーも
つかまえ難いので、事前にミニバス(20人乗り)を予約しました。
私のような持病のある人には、クルーズというのはとても向いていて
具合が悪ければ、部屋でゆっくり休むこともできます。
また、朝、化粧が面倒なら、ルームサービスで朝食もとれます。

写真は、2年前のボイジャーオブザシーズの写真がたまたま見つからなかったので
1年前の同型姉妹船、アドベンチャーの写真です。
日本発着のクルーズは初めてなので、とても楽しみです。
キールン(台北)では、九分という所に行きたかったけど、
かなりの階段と徒歩区間があるらしく、諦めました。
「千と千尋」に出てくる有名な所らしいです。


KBFの花
コデインリン酸塩(これも麻薬です)は、一番軽いお薬ですが
1日に3回、1回1錠から開始します。
全然効かなくて、最後は1回3錠にしましたが、それでも効きません。
急遽、オキシコンチン錠5ミリグラムに変更、まだ1回しか服用していませんが
1回1錠→1回2錠に変更になるでしょう。(医師がそのように言ってました)
またこの薬には、レスキューというのがあって、痛みを伴う作業が
事前にわかる場合、1~2時間前に服用も可能です。
これはオキノーム散と言って、これも麻薬です。
なぜ、麻薬にこだわるかと言うと、間もなく海外に出国するため
関東信越厚生局、麻薬取締部に事前申請が必要とわかったからです。
コデインリン酸塩もオキシコンチン錠も副作用は「便秘」という形で
バッチリあります。
ほとんど効かないのに、副作用だけはあるという現実です。


じゃあ、なんでこの時期に海外に?という質問になります。
ヴィジョンボードにも書いた通り、私は目的を持って生きていきたい。
2か月の入院中にお世話になった、姉や家族にお礼をしたい。
最大の気持ちの変化は、四次元世界で振り込み詐欺の被害を受けたと
書きましたが「お金は元気なうちに使わなきゃ!」と思ったことです。
老後が心配だから、コツコツとお金を貯めてきたけど
良くてあと10年生きられれば、儲けものと考えると
おのずから答えは見えてきます。
次回は、その海外旅行について書いてみますね。


麻薬による痛み止め治療が始まりました。
麻薬は弱めのコデインリン酸塩です。
朝晩、1回づつ飲んでいましたが、あまり効き目が出て来ないです。
医師に相談して1日、3回に増量してもらいました。
時々、電話して来訪してもらえるのも、在宅診療医師の強みです。

私みたいな癌患者は、そんなに立派なQOLを望んでいません。
日常の生活(食べたお茶碗を洗う、洗濯ものを干す、買い物に行く)
その程度で十分なのです。
昨日は珍しく桜を見ながら下北沢へでかけ
タイ料理のランチを楽しんできました。(写真はイマイチですが)

まだまだ、痛みは取り切れてないです。難しいですね。
お薬のコントロールをしながら、日常生活を楽しみたいと思います。