1/87 12mm FAB製コキ1000形を仕上げる Vol 1 | 幌歌内の気まぐれブログ

幌歌内の気まぐれブログ

鐡道やその他の乗り物の模型・実物、美味いもん等について
気まぐれに更新しま~す

PINE CONE PRODUCT模型車両を活きた実感的なものに (peraichi.com)

FABさんで製品化された、変わり種のコキ1000形を仕上げるお話です・・・・

1/87 12mm の世界では、コンテナ貨車が花盛りと言う感じか続いていますねぇ~

このFABさんで、製品化されたコキ1000形って、ご存じでしたか??

幌歌内は、お恥ずかしながら、知らなかったんです(笑)

コキ1000形は、国鉄に在籍した海上コンテナ輸送用のコンテナ車で、1968年から70輌

が製造され、海上コンテナ輸送の初期に20ftコンテナ2基分41tを積載できる形でした

コキ1000形はISO規格コンテナ(及びISO規格外のマトソン形(M形、長さ24 ft)及びシーランド

形(S形、長さ35 ft)の輸送も可能な様に、これらコンテナに対応したツイストロック式緊締装置

を四隅に備え、車体側の金具は共用可能とされていたが、実際にはその緊結装置の扱いには

色々と問題もあったようです・・・

こちらがそのツイストロック式緊締装置です・・・・そしてその後海上コンテナはISO規格コンテナ

の20ftと40ft(現在アメリカでは45ftもあり)に統一されましたので、可変式は不要となりました

ここも特徴的ですが、衝撃に弱い海上コンテナを保護する観点から、連結器の緩衝装置には

大容量の油圧緩衝器を装備していました・・・これも本当に必要だったかは疑問ですが(笑)

と言うコンテナ貨車の変わり種のコキ1000形、FABさんでなければ製品化されなかったことは

まちがいないでしょうねぇ~(笑)