これは、父が彫ったものです・・・・幌歌内の手先の器用さは、父親譲りなんですよ~
その父が99歳を目前に、本日早朝に旅立ちました・・・・今日は父の日なんですねぇ~
こちらの冊子は20年ほど前に父がしたためたものです・・・・

「過ぎし日の記録」として30ペジほどの物です・・・

福井の織物問屋に生まれ、学徒出陣で海軍へ、そして海軍中尉で終戦を迎え、郵政省に45年ほど奉職し、最後は体調の事もあり、ホテルオ-クラ内の特定郵便局長で退職しました・・・

物造りは、帆船模型・模型飛行機・蒸気エンジンそして、後年は版画・篆刻・陶芸・木彫と多彩な趣味を持っていた父・・・父の若かりし頃の休日は、家のベランダでの日曜大工でした・・・
幌歌内も物心ついたころには、父と一緒に木材を切って、金槌で釘を打っていたようです・・・
幌歌内が小学校に上がるときの机・椅子・本棚は父の手作り品でした・・・
美観と強度の整ったとても素晴らしいものでした・・・・
そして、最後まで物づくりは続けられており、この和紙の眼鏡立てがそれです・・・